SNSはキーワードが9割 は情報発信の全てが書かれているというお話。
Q?:ヒトコトで言うとどんな本?
A?:情報発信の全てが書かれている本
SNSはキーワードが9割
三浦孝偉
を読みました。
タイトルのキーワドは「SNS」「9割」ですが、
本質は「情報発信」「全て」。
本書はそういった、教科書のような本です。
情報発信の全てが書かれているとは、どういうことか?
情報発信について、作者は次のように定義しています。
その上で
起業・副業には必須
情報発信をすることで、集客し、成果が出る
と言っています。
そして情報発信についての理論から実践、開始した後のフォローアップまでまとめられています。
さらに情報発信をする上で必要な視点を、二つにまとめています。
マクロ視点
ミクロ視点
マクロ視点とは、発信を通じて中長期的に獲得しなければいけないもの。
ミクロ視点とは、日々の発信で絶えず意識すべきこと。
情報発信について、行動と時間軸の二点で書かれている。
だから、情報発信の全てが書かれていると言うことです。
なぜ、情報発信の全てが書かれているのか?
どんな事業でも、
商品(サービス、コンテンツ)+販売(セールス)=成果
と言うことができます。
多くの場合、商品で困ることは少ないとのことです。
長年仕事をしてきた人は、何かしらオリジナルの商品というものを開発できるとのことです。
ところが販売に手こずる人が数多いとのこと。
商品+販売を支えるのが、集客。
つまりお客様を集めるという活動です。
個人事業者(起業家・副業家)にとって、集客=広告ではなく、集客=情報発信。
広告は圧倒的な知名度や実績、権威性が必要となり、何より資金力が必須。
一方で、SNS時代となった現在、情報発信は
無料で、機動的に試行錯誤ができ、小が大に勝てる
集客ということになります。
そして、集客において重要なのは、SNSのフォロワー数という単なる数字ではない。
ビジネスファンを集めるということです。
ビジネスファンとファンとの違い。
これを、作者はお金という視点で説明しています。
ビジネスファン=「お金を出してでも!」
ファン=「わざわざお金を出してまで……」
本だったら、新刊を書店で買うか、図書館で借りるか。
映画だったら、公開後すぐ映画館で見るか、配信やテレビ放送で見るか。
ビジネスファンを増やすことが、成果につながるというわけです。
SNSでビジネスファンを獲得する方法を、筆者はSNSキーワード戦略と名付けています。
こういった前提のもと、
SNSキーワード戦略の理論 → 実践 → ブラッシュアップ
情報発信を始めてからの注意点
具体的なノウハウ
などを詳細かつ平易に説明をしています。
SNSキーワード戦略こそ、個人事業者が成果を出すための方法。
だからこそ、情報発信について全て書かれているのです。
「SNSはキーワードが9割」をどう活かすか?
会社員で、起業・副業は考えていない私。
会社員=正義、起業・副業=悪。
そんな考えではないけれど、会社員でいるメリットがあるのも事実。
そして、本書の内容はインターネットだけではなく、
リアルの場でも遺憾なく発揮できると考えています。
会社員はリアルの連続。
そんな中においてこそ、
自分の強みが伝わるように本書を活用していきます。
SNSは、趣味。
そんな今日この頃。