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「商品企画のアイデアはどうやったらでてきますか?」


アイデアをとにかく書こう。

アイデアを出す時には「考える」ことと「書く」ことを
同時に行うことをお勧めしています。

僕はこれを「構想」の作業と定義していて
「想」は考える、思う、想像をふくらませる、イメージすることで、
「構」はそれらを現実の形にして組み立てることです。

あたまのなかだけでも、考えを組み立てることはできるけれど、
それはかなり訓練というか日常的な積み重ねが必要です。

思考をふくらませるためには、一度すぐ「書く」ことが必要です。
文章化が苦手で絵が得意なひとは「描く」で。
絵が苦手で文章化が得意なひとは「書く」で。
それぞれあたまの中を現実の紙にアウトプットしましょう。

考えは、多く、広く、自由に

実は、「自由に考えて」と言われるほど酷な事はありません。
自由とは制約がありませんから、考えだすきっかけもないわけです。
そんなときは、今日みたこと聞いた事、この1週間であったこと
どんなことでもいいから、書き出してみてください。
一番手っ取り早いのは、自分のもちものをすべて書き出すとか、
自分がすきな食べ物や洋服やキャラクターについて書き出します。
すると、一見、商品企画とは無意味な文字列たちが
「自由な制約」となって思考のきっかけになってくれます。

「創造」は「想像」ではなく「妄想」から


アイデアを膨らませるコツがあります。
これから「アイデアをだす」ときは、必ず、
「想像する」のではなく「妄想する」と定義を変えてください。

ひとは、ついつい「想像する」ときには
課題に対しての一般的な正解を考えてしまいます。
それでは、すでに思考にストッパーがかかっている状態ですから
自由に「膨らんでいく」ことができません。

「自由なアイデア」というのは、
既存のルールに縛られない、これまでにないような物事 ですから、
「いま考えちゃいけないこと」なんかの方が
よほど、役に立つ可能性があります。
「妄想」はイレギュラーなことや、求められている答えの外側に広がっていく力をもっているんです。

自分がたのしいことは、誰かが楽しいことがある。

そして、むちゃくちゃな方向へどんどんひろがっていく「妄想」のほうが、自分が考えていて楽しいはずです。
妄想は、なんとなく考えながらニヤニヤしてしまうような感じがありますね。

自分がたのしいことは、誰かが楽しいことがある。

もしかすると、その妄想に共感できる相手というのは、
共通の趣味や感性をもった少数と思うかもしれません。

でも、世界中、日本中でいえばきっと少なくありませんよ。
十分な商品価値になる可能性がいくらもありますから
それをもとからしぼめてしまわないようにしましょう。


「商品企画のアイデアはどうやったらでてきますか?」
「はい、妄想、してください。」

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