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ヒッチハイクの話。



キリンは『モー』って
鳴くらしいですよ。


どうも、ぎんちゃんです。(@jiroginn)



今回はちょっとだけ
真剣に書いていこうかと思う。


って言うのも、
最近僕の周りで
ヒッチハイクをしてる!
とか
ヒッチハイクやってみたい!
って人が増えてきてるんです。
(類は友を呼ぶとはこのことか)


でも、
なかなか上手くいかない人や
ヒッチハイクって本当に
乗せてもらえるの?とか
危険じゃないの?
って声が結構あるんですね。



なので、今回は
僕の経験を踏まえて


"ヒッチハイクの

成功率を上げる方法"


を伝えられたらと思います。

まぁあくまでも個人的な考えだから
"なんか言ってんなぁこいつ"
くらいの気持ちで見てください。



まず、なぜヒッチハイクをやったのか
って話をしたいんだけど、

『交通費くらい自分で出せよ』
『人に迷惑かけて移動すんなよ』

と、結構アンチな意見を
もらったりもしました。



ここでまず言いたいのは、

"お金が無いから
ヒッチハイクをしたわけではない"


ということ。

ヒッチハイクをする事で、
日常で生活していたら
出会うはずのない人との出会いや、
そういった人と会話をする事で
得られる刺激や情報
そういったものを感じたかった。


乗せていただけた人に
将来の夢を聞いたり、
どうして仕事を頑張れるのか
を聞いたり、
初対面だからこそ話せることや、
コミュニケーションの中で
得られるものは本当に
本当にたくさんありました。


それに、ヒッチハイクで
乗せてくれる人は、
『乗せたい!』
と思って車を停めてくれる。

「乗せたくないなぁ〜」と思いながら
車を停めて乗せてくれる人なんて
いるわけがないのだ。



前置きが長くなったけど、
ヒッチハイクで旅をするにあたって
大切だと思うことを
まとめてみた。




"清潔感"


何よりもまずはこれを大切にした。

自転車で旅をするとか、
自分の車で旅をするとかなら
「うわ!俺今日も臭いなぁ!」
で済むけれど、

ヒッチハイクは自分1人では
どうにもならない。
誰かに助けてもらう必要がある。


髪もボサボサ、ヒゲもボサボサ
服も汚くて、明らかに臭そう。

そんな人を
自分の大切な車に
乗せたいなんて思う人は
なかなかいないと思う。

「この人なら乗せてもいいな!」
って思ってもらえるような
それなりの身だしなみは大切だと思う。


旅人はゴミを漁るような

ホームレスとは違う。



"行き先の書き方"



戦略として、これは非常に重要。

ヒッチハイクはなんといっても

目立ってなんぼ。




スケッチブックに大きく書く。
でも大きすぎると逆に読みにくくなる。線が細いと見にくい。

"ドライバーの視点でどう見えてるのか"

これが非常に重要なこと。
より目立つように、
外枠を赤く塗ってみたり、
天気によっては緑で塗ったり。

試してみて。




あとは行き先。

僕の場合は、

一発逆転ホームランより
繋ぐ打線を目指した。


具体的な例を挙げるなら

例えば、静岡出発で
北海道を目指すとする。


静岡からいきなり『北海道』と書いても
北海道まで連れてってくれる人は
まずいない。


なので、僕は割と隣町の名前や、
高速道路なら
次のサービスエリアを書いたり
細かく移動していくスタイルで
ヒッチハイクをした。


優先すべきことは、
まず車に停まってもらうことであって、
北海道に到着することではない。

停まってもらえればまず最初に聞ける

『どこまで行きますか?』

って。

それで自分の本当の目的地を話してみて
乗せてくれるところまで
乗せてもらえばいいのだ。

(それでいきなり北海道行きの
車に出会うかもしれない!)



こんな経験がある。


『つまらないと思ったら
その瞬間に降ろします。』

世の中色んな人がいるもんだなぁ。




"立ち位置"


これも、とても重要。

2パターン説明すると、

下道の場合と高速道路の場合

だ。


どちらも、書き方と同じで
ドライバーの心理を考える。



まず下道の場合、
どんなに車通りの多い道で
ヒッチハイクをしたとして、


ヒッチハイカーを発見した先に
駐車スペースが無ければ
乗せることは難しい。


みなさんもご存知だと思うが、

車は急に止まれないのである。


なので、自分を発見してくれた先に
コンビニや駐車場など、
駐車できるスペースのある手前
でヒッチハイクをすれば
乗せてもらえる確率は上がる。



次に、高速道路の場合。

まぁ高速道路の場合は
サービスエリアで
ヒッチハイクすることに
なるんだけども、

いかに多くのドライバーに

認知してもらえるか


が重要になってくる。

サービスエリアは
進行方向、進むルートが
限定される場所になる。


なので、あとは
いかに見てもらえるかだ。


僕の場合は、まず
もっとも多くの車に見てもらえる場所
を探す。


1番理想的なのは駐車場の出口付近だ。

本線に合流するSA出口なら
SAを利用した車全てが必ず通過する。


ここなら、1人でも多くの人に
見てもらえる。

ただ、問題は下道と同じく、

停まれるスペースがあるか

だ。


多くの車に見てもらえて
車が停まれるスペースのある場所

を見つければ、割と早い時間で
乗せてもらえることが多いのが
サービスエリアでのヒッチハイクだ。

試してみて!





"笑顔"


これは本当に大事!
本当に本当に本当に大事!!!


鋭い眼光、引きつった口、
獲物を捕らえる肉食獣かのような形相で
ヒッチハイクをしてる人を見かけても
ドライバーの心理としては
きっと乗せにくいと思う。

だったら笑顔でへらへらしながら
『乗せてくれ〜!』
くらいの緩さでやってる方が
近づきやすいってもんだろう。


そしたら乗せることはできなくても
手で合図してくれたり、
会釈交わし合ったり、
何かしらのコミュニケーションが
取れることが多い。

どんなに疲れてても笑顔だけは絶やすな
って言いたい。

**旅を楽しもう! **






"最後に"


ヒッチハイクをしていると
『自分は色んな人に助けられて
生かされてる』

そんな気持ちになる。

それに、
家を出る時間が10秒ズレていただけで
出会うはずのない人たちと出会える。

全てのタイミングが噛み合わなければ
生まれない出会いを
感じることができる。

そんな事が身に染みて感じる。

日本でヒッチハイクをしていて、
拳銃を突きつけられるような危険は
まずあり得ないし、

危険がゼロとは言わないけども
人の温かさを感じられるのが
ヒッチハイクの良さだと思う。


この記事を読んで
ヒッチハイクやってみたいなーと
思ってる人が1人でも
やってみよう!
って気持ちになれば嬉しいし
なかなか上手くいかない人が
これで成功率を上げてくれれば
記事にして良かったなって思う。


あと、ドライバーのみなさんに
言いたい。

ヒッチハイカーを乗せるのって
怖いって気持ちになる人も
いるかと思う。

ヒッチハイカーは動けないのが
1番辛い。

ほんの数キロ先や、
次の車を拾いやすそうな
スポットまででも、
移動させてあげてほしいと思います。

旅人との出会いは、
きっと非日常を味あわせてくれるから。



ヒッチハイクの旅を通じて
得た繋がりから、
僕は今仕事として
ゲストハウスで働いてる。




出会い1つで人生何が起こるか
本当にわからないね。



みんな、

旅はいいぞ。



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