赤字のスーパーを全国区にする経営 8/23
こんにちは
台風が接近中のようです。
今回はこの記事について取り上げさせていただきます。
最初は小さいところから
全国にお店を構える大きな店舗であっても元をたどれば小さな店からスタートしています。最初から勢いがあって、その勢いを衰えることなく繁盛する店などほとんどありません。
全国に出店するイオンであっても、小さなお店からスタートしています。時代に合った変化や、厳しい状況を乗り越えて、今の規模まで成長してきたのです。
ダイワスーパーの成長過程
記事の中では、赤字続きのスーパーの経営を継いでほしいと祖父から頼まれ、試行錯誤の結果、全国に出店するまで成長させた二代目社長の大山氏について紹介されています。
ダイワスーパーの目玉商品はフルーツサンドで大きなフルーツが入っているフルーツサンドはとても目が引き、人気だそうです。社長のインスタグラムをみてもスーパーとは思えないおしゃれさを感じます。
記事を読んで
私が気になったのは、社長の経験を生かした新規顧客の開発とスーパーに適した経営手法です。社長の人生は、イベントを主催したり、父のたこ焼き屋の売り上げの向上など実践経験に富んだものだったそうです。
地域に根差す強み
社長が就任したころに行った活動はお金がかからないことと、スーパーとしての売り上げを伸ばすことが重要でした。名前を覚えたり、地域の人に新聞を配るというのは適格だと感じました。
スーパーというものは市域に密着したほうが良いと考えられます。あなたの周りに何件もスーパーがありながら、隣町のスーパーに行くことはあまりないでしょう。
名前を覚えてもらったり、配られて新聞に割引券がついていたらそこのスーパーを利用するでしょう。よって、社長は地域の人々にアプローチすることから始めたのでしょう。
地域を超えた注目
しかし、ダイワスーパーには、長い期間、赤字経営していたため、大きな利益を必要とします。また今の時代、地域に密着するだけのスーパーなら全国区にすることはできないでしょう。
ダイワスーパーでは、果物をふんだんに利用したかき氷やフルーツサンドを、インスタグラムで宣伝することによって、たくさんのお客さんが足を運ぶようになりました。
実際にインスタグラムを確認すると、離れた地域から問い合わせするお客さんのコメントが多々ありました。また、インスタグラムに来たコメントを商品の改善に役に立てたそうです。
経営者の力
ダイワスーパーが全国区になることが出たのは社長の人柄と経験によるものが大きいかもしれません。インスタグラムのコメントに丁寧に返信しているのを見ると人柄の良さが感じられます。
また、イベント業を行っていたため、人に注目されるノウハウが身についていたし、たこ焼き屋の経験から飲食店的なノウハウを生かすことができたのでしょう。