契約書の電子化を導入するコストは本当に負担なのか 6/4
こんにちは
暑い中いかがお過ごしでしょうか。
今回はこの記事について取り上げさせていただきます。
電子化が進んでも捺印は手作業
契約書の捺印作業というものは、電子化が進んだ今でも、手作業で行うものという認識が根強く残っています。
その理由は、法的な理由ですべて電子化できないことや自分だけでなく相手方のデジタル化の必要、切り替えのコスト(手間)がかかってしまうなど、電子化の様々な問題があげられています。
記事を読んで
私が気になったのは、切り替えのコスト(手間)についてです。
記事の中で山本雅道氏は「大手企業や伝統的な企業になると電子化の導入には大きな手間がかかってしまう。」というふうに仰っています。
契約書の電子化は難しい
確かに、契約書は企業にとって重要な契約を証明する資料にあたるので、その管理や規定は厳格に行わなければならないため、導入時の混乱は大きなリスクに当たります。
また、契約書をすべて電子化することはできないため、一部の書類は紙の形体で残ってしまうことになります。
電子化のメリットのほうが大きい
しかし、大きな企業や長年続いてる企業になればなるほど契約の数は多くなっています。数が多くなると管理も難しくなり、見落としやミスが発生してしまいます。電子化によって、大量の契約書を管理するのは容易になり、契約のスピードも向上し、長期的な目線で見ると電子化したほうが良いと考えています。
今やるしかない
今までは、他にも様々な問題があるため、契約書の電子化が行われませんでしたが、新型コロナウイルスの影響で、リモートワークが注目され、何事もスピードが肝心の現在、契約書の電子化は実現されつつあります。
新型コロナウイルスの影響でリモートワークの体制を形成してる今だからこそ変化を起こすのも良い手だと考えます。