Apple Cardが金融業界を苦しめる 6/22
こんにちは
明日から、新しいバイト始めます。
今回はこの記事について取り上げさせていただきます。
Appleのクレジットカード
「Apple Card」はアップル社とゴールドマンサックス社が手を組んで登場したクレジットカードです。発行も無料で、年会費もありません。また、このカードで買い物をすると1%の割引があり、このカードを登録したアップルペイなら2%、さらにアップルと提携してる小売店やレストランなら3%割引され、即日キャッシュバックされます。
見た目はかなり特徴的で、皆さんが持っているプラスチック製のクレジットカードとは違い、チタン製です。表面に番号などは記載されておらず、落としても、誰かが勝手にオンラインで買い物などはできないようになっています。とても、デザインデイが高く、アップル社のこだわりが見て取れます。
利益がなくてお構いなしの理由
アップルは中国とのハード競争に諦めをつけ、サービスに力を入れています。Apple Cardもその一つで、利益性の低いクレジットカードを、自社のハードと組み合わせて利用させることによって、iPhoneなどの売り上げを伸ばそうとしています。
このような状況は金融事業だけで利益を生み出そうとしている企業に大きなダメージを及ぼします。事実、IT企業が金融事業に多く進出し、もともとの金融事業者は多角的なマーケティングを求められています。記事の中では日本企業は緊急に対応すべきだと書かれています。
記事を読んで
私が気になったのは、IT業界の利益性を無視した多角化です。IT化の流れを先導しているのはGAFAと呼ばれる企業です。具体的にはGoogle、Amazon、Facebook、Appleで、これらの会社はITのプラットフォームを生み出し、大きな利益を生み出しています。
実際、AmazonGoの記事の際にも、同じようなことを述べましたが、GAFAの生み出した、ITプラットフォームを用いてIT化したものは、GAFAにお金を払わなければ利用できません。さらに、情報に関しても、集約されてしまいます。それは、更なるIT化の機会を4つの企業に常に奪われてしまうことを意味します。
IT業界を牛耳るGAFA
GAFAに力が集約することへの問題は様々考えられるがまた別の機会に考えたいと思います。一つだけ言えることは、時代をたどってみると少ない企業が力を多く持つのは良くないことが多いということです。しかし、時代は繰り返され、今もその状況に変わりはない。これからの時代の重要なキーポイントになるでしょう。