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身体診察を学ぼう、教えよう

「ベッドサイドに一日二回!」の教えが守れなくなってきている自分が歯がゆいが、科全体としてもややベッドサイドへの意識が薄れてしまっている危機感。フィジカルレクチャーも参加者が減っている。ということで自分を奮い立たせ、みなに呼びかけよう。

【身体診察のレクチャー継続を】

最近、全体的にフィジカルへの熱が冷めつつあり、このままでは、いずれ身体診察のレクチャー自体が消滅してしまうのではないかと危惧しています。

私が来た当初は、会議室が満員になるほどの盛況ぶりで、スタッフや専攻医が自分の担当でない日でも積極的に参加し、模擬患者役を買って出る姿に感動したのを覚えています。しかし、今は少し寂しい状況です。

身体診察は、AI全盛の時代においても代えの効かない技術です。

五感を研ぎ澄ませ、実際に患者さんのベッドサイドに足を運ぶことこそが、真に質の高い医療につながるのではないでしょうか。カルテとにらめっこするだけではわからない情報が、身体診察によって得られることは皆さんも経験されているはずです。

指導医の皆さんも、何度も教えるうちに新たな気づきを得ることがあるかもしれません。

改めて一緒にマクギーやサパイラを紐解きながら、身体診察の醍醐味を再発見しませんか?

#身体診察  
#総合内科

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