活動歴の長いVTuberの同接が少なくなりがちな話
こんにちは、夜枕ギリーです。
きのう「歴の浅いVTuberが『ライブの同時接続数が登録者数の1%未満のVは登録者を買ってる』という話をしていた」というツイートをしたら軽く拡散され一部ニュアンスが伝わってない節もあったようなので補足していきます。
まあ「1%未満は~」なんていう基準に明確な根拠があるわけもなく、本人の憶測か誰かに吹き込まれた話だと思うので、こんな反論めいた話は必要ないんですが、せっかくなので「VTuber同接少ながち問題」を考えてみようと思います。
まず歴の浅いVTuberとは私が実際に目にしたという意味では実在の人物でありつつ、概念としてはVTuber活動歴が数か月と短く、登録者数も500人未満くらいの方という意味です。
彼がその話をしていた文脈はこうです。登録者数千~数万人は凄いように見えるが、ライブの同時接続数が少ないVが多い→つまりアクティブなファンが少ない→それは登録者を買うというズルで数字を水増しをした結果(に違いない)→だから大したことはない→俺は登録者数こそ少ないが同接の比率では1%超えてる(勝利宣言)……という感じ。後半は性格の悪い私による推測です。
それに対して「VTuberを知らないんだね」という老害マウントを冒頭のツイートに付け加えたわけですが、これはつまり「母数の水増しなんかしなくとも同接が1%切るとか普通だが???」という、1%切り民からの自虐&呪いのコメントなわけです。
というのもソースは体感ベースになってしまいますが、YouTubeの活動者は登録者数が増えるほど、同時接続数の割合が減少するという傾向にあるからです。
これは単純な話で、基本的に登録者を得るためには地道な活動期間が必要で、活動期間が長くなるほど登録者の興味が薄れていくためです。飽きられたり、推し変をされたり、アカウントが非アクティブになったりですね。
さらに、一般的にチャンネル登録は「配信や動画を何本か見た上で今後も視聴したいから」という動機でするものですが、VTuber界隈では応援文化が根付いているのでもっとカジュアルな理由で登録されがちです。推しとコラボをしていたとか、顔がいいとか、耐久配信を見かけたとか、いろいろです。
そのためライブ配信の視聴や長期ファンにまで結び付きにくいという性質があると考えられます。カジュアル登録、応援登録については無視できないメリットもありますので、この場での是非は置いときます。
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