
面白いルートの見せ方が出来たよ
上に挙げたお話は
地図の左下からぐるっと反時計回りに走ったのでした。
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この地図でわからないのは、標高差。
実際の標高差を数字で示します。
出発点の「国道115号」の文字のところが標高約1100m。
ここから
標高170mの「弁天前」までは、900mと少し下ります。
一気に下れば
"空気の濃くなる感じ" とか "気温の境目" を
体感することができます。
国道115号は、
何も隔てるものがなく、ひたすら下っていく道です。
流しているだけで気持ちのいい道でした。
天気がよければ胸のすく景色が見られるでしょう。
その後、西へ進路を取り(地図では左折のイメージ)
ひたすら標高を上げ
標高170mの「弁天前」から
標高約1580mの「浄土平湿原」へ。
その差は、約1400m。
でも、この文章だと、標高差がそんなに実感できません。
なんとなく「ふーん、面白いかもね」というところです。
そこで
google earthを使うと
この標高差をちょっとは感じられる見せ方ができました。
※地面の縮尺に対して、標高は強調されています
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比べてみましょう。
上のA地点が、下の「国道115号」
上のB地点が、下の「浄土平湿原」です。
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北の向きを変えると、下のようになります。
(下図の右上をご覧いただくと、北が右斜め下を向いています)
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視覚に訴えるインパクトについて
ちょっと考えさせられました。
これなら標高差が1000mあるんだよ、
というのも数字だけの情報より伝わるかと思います。
平面の地図より面白いですよね。