眼鏡の一枚
あこはる企画です! わたしは、いろんな人の書いた、本という眼鏡をとおして、日本の歴史をみてみたいとおもいました!
前々からぼんやり気になっていたのが、こちらの番組で猛烈に知りたくなってしまったのです。
平家物語を形作る一つの要素として、身分・家柄がある。それは当時すでに当たり前の価値観として捉えられていて、今の日本にも大きな影響を与えている。日本においてその価値観とそれを継続させるからくりがどのように形づくられていったのだろうね。
ところで、最近わたしは、ものがたりの世界に没入することは一種のフィールドワークだと気づいたのであった。そして、歴史資料とその解釈を自分なりに捉え直すことは、ものがたりを体験するフィールドワークに似ているのではないかと思った。
彼らの生きた「時間」と「そう動いて行かざるを得なかった流れ」を想像し追体験して地道に辿ることでしか、自分の認識を作る背景にあるものにたどりつけないだろうと思う。
撮った!
日本ってなんだろう、といろんな人の書いた本という眼鏡を借りて考えている途中です。それには戦中戦後のギャップを考察するのではなく、明治維新前後での変化を並べるのではなく、関ヶ原の検証を追いかけるのでも無く、武士の興りを掘り返すのでもない。
その源流を辿っていくと、なんだかこうなった。とりあえず藤原氏。