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今日の一本

山口県から。

Gokuさんからのオススメがあり、わたしも興味があったので、一本求めました。

Gokuさん、ありがとうございました!



さて、
Gokuさんのオススメは、永山酒造の「貴」!
わたしが選んできたのは、秋限定の一本です。

永山酒造 貴 ふかまり

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岡山県産の雄町を使い、60%精米。

おまち。雄町。
おまちください。


香りは控えめで存在感のある飲み口。瓶がなぜ透明なのか。それは「このビンの中に入っているのは、クリアな酒なのだよ。」ということを表すためではないか。

冷で。
そう、クリアな飲み口。
そして、しっかりした存在感。
雄町であった。

舌の上でまろやかに存在を主張しながら、なめらかにのどを過ぎてゆく。
カドの取れた、秋酒のふくよかさ。
夏酒の爽やかさとは明らかに異なる個性。
これはいい。

ぬる燗で。
ふわっとした口当たりに変わって、雄町ですよ、という芯はブレない。


何と合わせたか。

鮭を煮て、その煮汁で米を炊く。
そこに煮た鮭といくらをあしらう。

はらこめし。

たまらない。これもまた、秋だ。秋の味だ。


宮城県の郷土料理に、山口県の酒。
おおげさだけれど、日本人でよかった。
そう思った。


Gokuさん、ご紹介いただきありがとうございました。おかげさまで、よい時間を過ごせました。
山口県には、五橋、雁木、貴…よい酒があります。



最後までご覧下さいましてありがとうございます。またお越しくださるとうれしく思います。