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技術士建設部門【都市及び地方計画】の傾向と対策/過去問の整理と出題傾向/令和6年度の出題予測

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技術士建設部門 選択科目【都市及び地方計画】
過去問の出題傾向と令和6年度(2024年度)の出題予測

【当ページ掲載記事の要旨】--------------------■
・過去問(過去10年間)の出題傾向
・令和6年度(2024年度)の出題予測
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注記)noteのテキストエディタでは表の作成が困難であるため、一部の記事は.doc又は.xlsをダウンロードする形式としている。

🟦過去問(過去10年間)の出題傾向

【平成27年度~令和5年度】

問題Ⅱ-1は専門知識、問題Ⅱ-2は応用能力を問う問題、問題Ⅲは問題解決能力及び課題遂行能力を問われる設問であり、いずれも午後に行われる。問題Ⅱと問題Ⅲを合わせて3種類の論文を作成させるものであり、令和元年度はそれぞれ4設問、2設問、2設問が出題されており、その出題分野・内容については、当記事の末尾よりダウンロードしていただきたい。

この表を俯瞰すると、各自の専門科目にこだわりすぎると対応できない可能性が高まることがわかる。都市交通施設を例に挙げると、令和元年度のⅡ-1、Ⅱ-2には出題されていない。Ⅲ-2が対応するが、これも都市構造の入編を目的とするものである。つまり、普段から自身の専門とする枠にとらわれずに、関連領域を包括的に網羅する意識で業務に当たっているのかが問われているといえる。また、出題分野が同じであっても切り口が異なる場合がある。これは、技術士に求められているのは通り一辺倒のワンパターンの思考力ではないことによるものである。令和元年度からは新たな試験制度のもとで試験が実施されてきているが、当面はこうした傾向が続くものと予測される。以下に設問ごとに解説する。

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