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早大生インフルエンサー図鑑 Vol.2 ~秋山ゆうい~

こんにちは、じーおくんだよ!

いきなりですが、質問です!みなさん、大学で何をしたいですか?

いっぱい遊びたい?サークルで友達作りたい?それともたくさん勉強したい?意外に何も考えずに気づいたら大学4年が終わってしまう人も多いです。

今回インタビューしたのは、音楽の力で日中の架け橋になりたいシンガー、早稲田大学2020卒、秋山ゆういさんです!

9浪という並外れた概念と異色な経歴を持つはまいさんと違って、秋山さんは0浪4年卒。みなさんにとって等身大の大学生です。そんな彼女が自分の大学生活をいかにして充実させたか。この記事が、みなさんが考える際のヒントになれれば幸いです。

それでは、本編スタート。

インフルエンサー 秋山ゆうい


じーおくん(以降「じ」) まず、インフルエンサーとしてやっていることを教えてください!
秋山ゆういさん(以降「秋」) SHOWROOMでライブ配信しています。そこで簡単な中国語講座、中国のマルバツクイズ、日本では考えられないようなこと中国ならではの事情をクイズにして出したりとかをして活動しています。あとはライブ活動で日本のJ-popの曲を中国語にカバーして歌ったりしています。これらの活動を通じてお互いに持つ偏見をなくしていきたいです。

じ 日中の架け橋になろうと思ったきっかけはなんですか?
秋 私は日中のハーフです。両国を行き来してると、中国では日本のことを悪く言われたり、日本では中国のことを悪く言われることがあるんですね。このようなことが積み重なり、もっと仲良くなって欲しいなというのがありますね。

じ これからのインフルエンサー戦略を教えてください!
秋 中国でファンを作りたいです。現状だと日中の架け橋になりたいと言いつつも、日本でしか活動してないです。少し前に日本の曲を中国語に訳してカバーアルバムを出そうと思ったけど、めちゃくちゃ高くて諦めました。今のところMVを作ってネットに載せて中国ファンを取り入れていきたいと思います。

じ クラウドファンディングが厳しいってTwitterで話しましたよね。なんでその結論に至ったんですか?
秋 資金的な問題です。100万円ぐらいだったら頑張ろう!とは思うんですが、カバーアルバムを作るのに、1000万もかかるんです。そんなに有名ではない私が1000万集めますって言っても誰も出してくれないと思います。

じ 1000万?!すごい豆知識知っちゃった…思ったより茨の道ですね。
秋 出版社に許諾料など込みでそれぐらい取られます(笑)なので動画投稿に方針転換しました。

大学生シンガー 秋山ゆうい


じ 大学生活に関してですが、まず、ご卒業おめでとうございます!(春から5年生じーおくんの心の声:いいな〜)
秋 ありがとうございます。

じ 音楽活動を開始したのはいつですか?
秋 高三の終わりぐらいです。

じ 入学前から準備はしてたんですね。初期は何をしてましたか?
秋 最初はネットで出してくれそうなライブのオーディションを受けに行きました。対バンライブ(複数のアーティストが共演するライブ)なので、新人の私のお客さんがいなくても、他のアーティストを見に来たお客さんがいるわけですよ。集客の問題が解消されます。そういうお客さんつながりでファンも増えます。

じ でも最初に行くときに自分のファンがいなくて、他の方々のファンしかいないですよね。圧倒的アウェーじゃないですか!
秋 超アウェーです!一番最初のライブは友達とかめっちゃ誘いました。(笑)

じ なんとか自分のホームにしようとしたんですね(笑)
秋 そう!しかも一番最初のライブなので誘いやすいのもあった。

それで、そのお客さんのなかにライブを主催してる方も結構いるんですよ。そういう方と繋がってくと自分からライブを探しにいかなくても、「今度ライブやるんだけど、出てくれない?」って言われるようになるんです。最初のきっかけは自分から掴みに行かなきゃいけないけど、そのあとはもう人望みたいな感じ。人と人とのつながりを大切にするというか。

じ 人のつながりって無限な可能性感じますよね。4年間音楽活動をして、1ステップ上がったなと実感するような出来ことはありましたか?
秋 むしろ逆です(笑)

2年に入ってから、あるプロジェクトに参加したんですよ。そこに参加すると毎月ライブに出れます。

でもミッション(ノルマ的なもの)あって、その一つが動員ミッションです。動員ミッションというのは、例えば5人集客を連続3回以上できたらライブでの持ち時間が1時間上がるような、賞罰ルールのことです。

もし体調不良とかで自分の都合でライブを辞退した場合、たとえ順位がめちゃくちゃ上にいたとしても一番下に戻る。人生ゲームのゴールの目前に行っても、一回でも自分の都合で辞退するとスタートに戻るの。

じ 社会の厳しさを感じますね。。。
秋 そういう世界だったんですよ。ライブは毎月あります。でもテスト期間中の法学部、それなりに大変なんですよ。テストとライブがめっちゃ被ってて、金曜日テスト、土曜日ライブ、日曜日勉強して月曜日またテスト!みたいな日程の時もありました。

歌の練習をしてるとテスト勉強しなきゃって焦り、テストの勉強をしてるとあーもう直ぐライブだってなっちゃって。そもそも音楽っていうのは音を楽しむって書いて、今まで楽しんでやってきたものが、すっごく苦痛に感じたの。初めて歌を嫌いになった。

この状況で歌っても自分もお客様も楽しくないなと思い、その時活動休止に決めた。2年の12月で終わりにして、3年生の間活動休止してました。

本当はもうそのまま活動休止じゃなくてやめちゃおうかなと思ったんだ。でも、ライブ活動は自分ペースでできないけど、配信とか、動画投稿とかなら自分の暇なときでもできるんですよ。だからそいう形で音楽活動に携わっていきたいと思って、Twitterのアカウントも消さず、SHOWROOM配信も続けてました。

そしたら SHOWROOMの配信をみて「ライブ行ってみたい!」って言ってくれる人が現れました。新たにファンになってくれる人がいたんです。もう一回ライブやってみようかなと思って活動再開しました。

じ まさにファンに支えられるという、サクセスストーリーのよくある話じゃないですか!残るのはハッピーエンドだけですね!
秋 頑張ります!

先輩 秋山ゆうい


じ ゆういさんは入学時に、自分の音楽活動の道に進むことと、蝶よ花よの大学生活を送るという2択のある中で前者を選びました。それで犠牲になったことはありますか?
秋 いっぱいあります。例えば大学での友達付き合い。

音楽活動とバイトと学業の「三立」は忙しいので、大学では授業が始まる2分前に教室につき授業終わると即教室から消える生活を続けてたら、友達に「お前全然見かけないけど生きてる?」って言われたことがありました。それぐらい忙しかったんです。

そうすると友達との遊ぶ時間も減るし、飲み会も普段いけないので、一般的な大学生と比べると薄っぺらい大学生活だったなって思う。

じ でも、自分としては充実だったですね。
じーおくんはよくお悩み相談で人並みの大学生活を送れてないって聞かされます。それこそサークルに入ってなく友達いないまま暗黒の4年間を過ごすのではないかって焦ってると言われたこともあります。大学生のロールモデル以外の道も実は楽しいってことを、ゆういさんを通じてみんなに見せたいですね。
秋 確かに私も、大学生のロールモデルを憧れたときがあります。サークルでワイワイして、友達をいっぱい作るような大学生活。でも、そういう友達付き合いって広いけど浅いじゃないですか。大学終わったら多分そんなに合わないだろうなって思います。

そう考えると私は確かに数えるぐらいしか友達いないけど、なんかあったら絶対助けてくれるという信頼感はあります。これからずっと友達なんだろうなって思います。広く浅く付き合って今の人生が楽しいならいいんですが、友達がいないから、サークルに入りたいってのは違うと思います。

サークルに入るという選択肢は私にとってなかったわけではないです。人との繋がりは音楽活動にとって大事です。音楽系のサークルに入って友達を作れば、その友達もライブを見に来てくれます。助けてもくれます。

なので、「友達を作りたい」、「大学生活=サークル」を理由にサークルに入るのではなくて、自分がこの先の人生につなげていけるような人とのつながりを作るためなら、サークルに入るのはいいと思うんですよ。

じ みんなサークルに入らなきゃいけないという既成概念に囚われ、選択において主体性がないですよね。ゆういさんは自分の意思で歌の道に進むって決めたじゃないですか。その時の決断の経緯があれば伺いたい。
秋 やっぱり人生は一回しかないから、楽しんだもの勝ちかなと思っています。どうせ死ぬなら楽しく過ごして死にたいじゃないですか。音楽活動の場合は、若いうちが花です。両親には死ぬほど反対されました。でもやはり、今やらないといつやるのと思いました。

じ もし4年前、入学当時に戻ったらまず何をやります?
秋 もっと早くからギターを勉強したかったな。あと、最近IT企業に入ることが決まって、勉強してるじゃないですか。ホームページ作成とかができるようになると、ココナラとかでホームページ作成、一件5万円とか取れるんですよ。

バイトとかに時間を費やさずに、ちょっと勉強期間をおく。自分に投資する時間を作って、それ以上の額を作れる人材になるべきだったなて今めっちゃ思います。

じ 最後みんなに一言!
秋 コロナに負けるな!!!

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時に道に迷いながらも、しっかり自分の道を4年間貫いた秋山ゆういさんでした!それはゆういさんは常に自分の未来を見据えていたからだと思います。

大学が始まるまでにまだ少し猶予があります。サークルを探す前に自分を探しましょう!

次のインタビューは早稲田が誇る鬼才、孫辰洋さんです。

僕は今回の企画は全員のインタビューに同行していますが、今のとこではこの人に勝る考え、読みごたえはないと思います。

次の記事も乞うご期待!!!!


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