「OSAKA GIGANTIC MUSIC FESTIVAL 2022」会場を桜井雅斗がレポート!音楽・アート・食・景色を一挙に楽しめる2日間
ジャイガ好きの皆さん、通称ジャイガーの皆さん、こんにちは!
ジャイガオフィシャルレポーター、FM大阪DJ/吉本新喜劇の桜井雅斗です!
膝裏に日焼け止めを塗り忘れて絶賛大後悔しています。
…さて。
この記事では、レポーターの僕、桜井が、
OSAKA GIGANTIC MUSIC FESTIVAL2022
2022年7月23日,24日と舞洲で開催されたジャイガのレポートをしていきます!
その前に!なによりもまずは、お越しくださった方に最大の感謝を。
お越しくださった皆さん、ジャイガは楽しめましたでしょうか?今年初の夏フェスになった方も多いと思います。
二日間とも炎天下の中、そしてさまざまな制限の中、皆様にはご不便をお掛けしたとは思いますが、2022年の夏の思い出になっていれば幸いです!
というわけで改めまして、レポートスタート!!!!
【映えスポットまみれ】
初日、2日目、共に開場前から長蛇の列が出来ていて、お客様のジャイガにかける思いの強さを感じていたのですが、エントランスも見てくださいましたか!?
ジャイガは毎年会場内のモニュメントにもこだわっていて、特にエントランス付近は『フェスの顔』にもなる部分。来場時、退場時はたくさんの方が記念撮影を行う場所という事もあり、今年もこだわったオシャレなデザインに仕上がっていました!(流れているBGMは隣島の某巨大テーマパーク感ありましたよね)
その他会場内にも、思わず写真を撮りたくなるスポットがたくさんありました!
フォトスポットで、推しのアーティストのタオルを掲げて写真を撮る姿、お揃いのジャイガTシャツを着て撮るカップル、4人でドリンクを掲げる仲良しグループ。みんなすべからく優勝。完全に優勝してました。
優勝し過ぎてあげるメダルがなくなるレベルで最高の写真。きっとあのタオルはSUNステージで行われた湘南乃風のライブでぶん回したに違いない。
それにしてもたくさん用意されていたフォトスポットですが、もし全箇所で映えた写真を撮られた"ジャイガ映え猛者"がいらっしゃいましたら、是非Twitterやインスタグラムで #ジャイガ で投稿してくださいね!思い出はシェアしましょ!
見てくださいこれ。もはやリビング。
こっちはDIYの完了したベランダ。
お家感覚でくつろぎながらのフェス。こんなのアリ?アリなんです、ジャイガなら。映えてます。
そう、その映え写真でいいますと、今年は去年になかった新サービスを用意しました!
プロのカメラマンによる、フォトスポット撮影サービス!!
普段はアーティストのライブフォト等を撮影しているプロのカメラマンが、ジャイガの映えモニュメントと一緒に、海をバックに、一眼レフで綺麗な写真を撮ってもらえるという。。
いや激かわ。映えスポットの定番、ジャンプポーズで撮影される方も非常に多かったです。ジャンプ可愛い。
…筆者も漏れなく撮影してもらいました。テンション上がりまくりました。
シュールの極み。撮影している姿を撮影してもらいました。
しかしやっぱりプロって凄いですよね。良い思い出なのでシェアします。
#ジャイガ
そしてさらに!映えスポットといえば、もう一つ!!!
ジャイガプロデューサー川上が推しているアーティスト、DAICHI YANAI.の部屋が置いてあるんです!
部屋?どういうこと?写真を見てもらったほうが早いでしょう!ドン!
DAICHI YANAI.氏がアメリカで実際に見て体験したものを具現化していったそうで、ちょっぴりヤンチャな子供の秘密基地をイメージして作り上げたそうです。憧れますよね、こういうの。
DAICHI YANAI.氏が『めちゃくちゃ良い感じですね!』と乗せ上手なので、筆者も思わず調子乗っちゃいました。。
ですが、それもこのインスタレーションが出す空気感のおかげ。見事なまでの空間アートによって映え写真を撮ることができました。(ちなみにDAICHI YANAI.氏、ぶっ飛びイケメンでした)
夜とか見てくだいよこれ。悪ぅ。この部屋でピザとコーラ食べながらゲームしてコントローラーを油まみれにしたい。家主激おこ案件。
ほうら映えた。最近はなにやら「映えなんて古い」という風潮もあるそうですが、”関係あらへん。映えたったらえぇねん。”そんなマインドのジャイガでした。
【趣向凝らしまくりのステージ】
ステージについてですが、今年は一番大きなSKYステージ、その向かい側にCOASTステージ、離れてSUNステージと、3ステージ構成!
各ステージの前方には、正方形で区切られたパーソナルエリアが設けられていて、それによってディスタンスを取ることができましたし、ぎゅうぎゅうで見るのが苦手な方でも安心安全にアーティストに近い距離で見られる、良いシステムだと思いました。
とはいえ、特に初日のSKYステージは大トリのcoldrainが"ラウドステージ"と言ったように、激しいロックサウンドにうずうずした方もおられたかと思います。(筆者も昔は最前でモッシュしていた人間です)それでも、きちんと定められたルールを守って全身で、飛び跳ねて、手を叩いて、その場で頭をブンブン振って楽しんでいる姿。拍手。ご自身に拍手を。
そんなSKYステージ、とある"特別なエリア"をご用意していたのはお気づきでしたか…?そう、前方エリアから少し後ろに離れた、一番座ってゆっくり見たい距離感の位置に、芝生が敷かれてあったことに!!!
で、なんとこの芝生は、元からあるものではなく、ジャイガを開催するにあたってわざわざ設置したものなんですって!!!!!!
つまりジャイガのための芝生!つまりつまっては、お客様のための芝生!!
ジャイガ for All,All for You.
芝生の上に座ってくつろぐ方々、寝転がって居眠りしている人達、思い思いのストーリー of 芝生を繰り広げてくれて嬉しかったです。
『敷いて良かった…byプロデューサー川上』
さて、少し離れた場所にあるSUNステージは、海沿いの道を通っていくのですが、景色最高じゃなかったですか?
多分名前が”マイ”の人はこぞって”MAI”の前で写真を撮ったに違いない。そんな人も #ジャイガ で呟いちゃってください。
それにしても海が太陽で煌めいていましたね。たまに魚も跳ねてました。ジャイガの音に喜んでたに違いありません。
この景色と海風を浴びながら進むと見えてくるのは、たくさんのテント!
そう、ジャイガにはテントを立てられるエリアがあるんです!そこを"本拠地"にして、各ステージに"出陣"しては、テントに戻って"英気を養う"…なんならフードも持って帰ってきて…そんな使い方も出来るんですよね。
そしてそのままテントエリアを抜けるとSUNエリアに到着!こちらでも2日間、豪華なアーティストがライブを繰り広げてくれました!!
そんなSUNエリアには、子供用のプールも設置しているんです!!
なので、《お子様連れの方はSUNエリアの手前にテントを立てる》→《お子様はプールで遊ぶ》→《親御さん方はライブを楽しむ》→《そして終わると即座にテントに戻って水着から着替える》…テント、SUNステージ、プール…ジャイガ夏の大三角形が見事に完成していました。星に願うは『来年も開催できますように』
思い出の品を作れるワークショップもやっていました。
こうした、お子様連れの目線でもフェス作りをおこなっていて、誰もが過ごしやすい環境作りを運営サイドはミーティングを重ね、動線から配置までを決めたそうです。泣けますね。
そして、ステージ照明もパワーアップしまくっていたのはお気付きでしょうか…!?
陽が落ちてきて暗くなってきた時だけでなく、日中でもアーティストが魅力的に映るように光の演出を施し、夜はより一層その力を増して、アーティスト達を、そして皆さんの笑顔をより一層鮮やかに輝かせていました!
照明の力って本当に凄いですよね。楽曲の意味合いも膨らませてくれるんですよね。。
音響に関しても、舞洲でやるからこその大きな音!会場の至る所、どこにいても音が鳴り響いている状況、最高でしたよね。
その他にも、ジャイガには本当にたくさんのスタッフさん達が暇なく全力で、フェスがより良いものになるように尽力して動き回っていました。
もちろん、フェス、イベントはお客様があってのもの。とはいえ、支える人達の努力も決して忘れてはならないなと。銘じまくりました。肝に。
…つまりは、結局のところやっぱり全員優勝。完全最高大優勝です。
ジャイガに来た人、作った人、出た人、全員優勝。
みんなで作り上げたジャイガです。全員ジャイガンティックチャンピオン。
【オリジナル暑さ対策…バスが休憩所に!?】
これも本当にビックリしました!!
ジャイガの2日間、シャトルバスがたくさん走るのですが、中には日中、会場の駐車場で待機しているバスもあるんです。
そのバスを…クーラーの効いた休憩所にしちゃいました!!!
いや天才?フェスに孔明現る?マジ三顧の礼。
これを考えついたのはジャイガプロデューサー川上氏。オーディエンスファースト精神が凄い。このバス休憩所システムはもちろん大当たり!たくさんの方が利用されていました!
でも川上氏いわく、『ジャイガはお客様の声を大事にした』とのことで。LINE LIVEを使った事前配信で、視聴者様からの意見をちゃんとミーティングに反映させたりしていたことが大きかったそうです。こうすることで、主催側では気付かないところを、大事な意見として親身に拾い上げる。マジ孔明フェス。
もちろん、救護体制も厳重に。ライブ中も救護班がオーディエンスを見回り、気分のすぐれない方に迅速に対応されていました。
【腹ペコ絶品フード】
フェスの楽しみの一つでもあるのが、フード!!!
”美味しいご飯と美味しい音は、セットで楽しむと尚良し!”
坂本龍馬の名言ですよね。パームガーデン舞洲エリアでは有名なショップ達が多数出店してくださっていて、丼ものからピザ、ラーメン焼きそばカレーにバーガーにデザート!!!完璧なフェス飯達に胃袋大満足だったんじゃないでしょうか。。
ただ、ジャイガオフィシャルフードも負けてなかった!!
写真で見ても美味しそうですよね。
無理を承知で一皿もらえないかお願いすればよかった。無理を承知で。
SKYエリアとCOASTエリアの間にはオフィシャルフードとして冷やしうどん、冷やし坦々麺、SUNエリアの手前にはジャイガレモネードなどを出していて、"ジャイガンティックサイズ"という大盛も販売してました!!素晴らしいことにこちら、一瞬の内に売り切れていました。(食べたかった)
良い顔してます。僕もジャイレモをいただきましたけど、はちゃめちゃに美味しかったです。コンビニ各所で通常販売してくれないかな。
【最強の布陣でお届けしたライブ】
もうタイトルの通りです。お察しください。
だって、今年のジャイガ…
メンツ強すぎませんでしたか?!
強すぎて怖い。畏怖。畏怖の念。
2日間、約40組の超豪華なアーティスト達はジャイガならではのラインナップだったと思います。これはプロデューサー川上氏をはじめとし、主催であるキョードー大阪が自信を持ってオススメしたい、皆様にライブを見て欲しいメンツを揃えたそうです。
しかも、コロナの影響でキャンセルになってしまったアーティストも、代打DJで楽しんでもらったり(筆者も去年やりました)、別のアーティストが急遽出演することになったり…あたたかい。
ベリーグッドマンのようなジャイガ常連組から、マカロニえんぴつやHEY-SMITHのように、今年初めてジャイガに出演するアーティスト達が紡ぐ音達、繋ぐバトン。そのバトンを決して落とさず、大事に大事に最後まで繋いでくれてましたね!
そして皆さんの暖かで大きな拍手はアーティスト達の目に、脳裏に、鼓膜に焼き付いている事だと思います。本当にありがとうございます。
【夜空に放たれる光のフィナーレ】
初日はcoldrain、2日目はsumikaを大トリに迎え、それぞれの色を、想いを、音を全開に出しつつステージを終え、両日共にステージ後方から打ち上げ花火が上がりました!!ライブと花火のハッピーセット。
そうして夏の風物詩が大きな音を立てて、今年も無事にジャイガの終わりを告げてくれました。
終演後も、規制退場に従ってくださっていた皆さんの姿、最高でした。ウィニングランまで完璧。
その帰り道で、最後の最後まで、フェスの終わり名残惜しむように、今年の軌跡を残すように、ライトアップされたエントランスで記念撮影をしているお客さんを見かけました。
皆さんの夏の想い出の1ページになりましたら幸いです。
【終わりに】
今年も無事に、大きな事故もなく2日間開催できたことは、ひとえにお客様のご理解やマナーがあってこその事だと思います。まだまだコロナ禍ということもあり、皆様には苦労、不便をおかけした部分もあったと思いますが、音楽を、フェスを、ジャイガを楽しんでいただけたならば、それだけで幸せです。
…僕の立場から言うことではなかったかもしれませんが、それだけ、音楽を愛する皆様に感謝しています。
さぁ夏はまだまだこれからです!熱中症、感染症対策を取りながら、今年の夏も最高の想い出で埋め尽くしてください!!
そしてまた来年もジャイガが開催できますように。皆様の音楽を愛する力を信じています。あなたの、ジャイガーの力をまた貸してください!
きっと最高の”ジャイガ”でお返ししてくれるはずです!
長文にはなりましたが最後まで読んでくださりありがとうございました!また来年の夏も皆様とジャイガで会えますように!!
というわけで、ジャイガライターとして書き綴らせていただいたのは、、
間違いなく芸人イチ音楽好きでジャイガ好き!FM大阪DJ/吉本新喜劇の桜井雅斗でした!
では、お身体に気を付けて、この先のミュージックライフも楽しんでくださいねー!!
文・桜井雅斗(https://instabio.cc/skmst444)
写真・キシノユイ/桃子