サマータイムの導入をしてみて
サマータイム導入の背景
今年は酷暑が深刻化しており、これは人の行動様式が変わるかなと思い、サマータイムの導入した。具体的には、営業時間の変更とアルコール提供の再開を行った。
変更点
営業時間の変更: 従来の13時~20時を15時~22時へ変更
アルコール提供: アルコールの提供を再開
考察
営業時間の変更について
営業時間の変更は、当初、お客様の来店時間帯の分散を期待していた。しかし、現状としてお客様の来店時間帯に顕著な変化は見られなかった。特に、夜間の来店客は極端に少なく、営業時間の変更による効果は限定的であった。
要因として下記のことが考えられる。
周知不足: 新しい営業時間の周知が十分に行われず、顧客に浸透しなかった。
店舗イメージ: 夜間の店舗イメージが確立されておらず、顧客に魅力的にアピールできていなかった。特に入口の導入部が問題視される。
顧客の行動パターン: 顧客の生活パターンが固定されており、営業時間の変更に対応できなかった。
アルコール提供について
アルコールの提供再開は、概ね好評であった。特にイベント開催時においては、ビールの提供が大きな魅力となり、客単価の向上に繋がった。顧客からは、選択肢が増えたことや、複数杯注文する顧客が増えたことなどの声が聞かれた。
身体への影響
営業時間の変更は、勤務時間にも影響があった。2時間の時間差は生活リズムを大きく変えた。また、プライベートの時間も制限され、他の場所で活動することが難しくなるなど、生活の質の低下を招いているようにも感じた。
総合的な評価
今回のサマータイムの導入は、当初の目的を達成しているとは言い難い。営業時間の変更は、顧客の行動パターンや店舗イメージなど、様々な要因が絡み合い、効果を出すことが困難であった。
しかし、アルコール提供の再開は、客単価の向上など、一定の効果が見られた。また、今回の実験を通じて、営業時間の最適化や店舗イメージの強化など、今後の改善点が見つかった。
今の所の感想
今回のサマータイム導入は、総じては成功とは言えない結果ではあるけれど、貴重な経験となった。この経験を活かし、今後も顧客満足度の向上に努めていきたい。そしてまだ半月あるので時間に余裕がある内に次に繋がる新しい取り組みを進めていきたい。