1人の誰かに頼らないこと
西柳ケ瀬が商店街ワースト1でテレビに取り上げられ、高島屋撤退の報道の次の日に西柳ケ瀬で火災があるという。このワードだけ取ればどんだけ治安悪いんだ柳ケ瀬と思わないでもない。事実、中心地の外側にいる情報だけでしか(それすらも無い)人達にとってみればそのイメージが正しいのかもしれない。
変わらず自分達の上の人たちの柳ケ瀬回顧録をSNSで眺めながら思ったことは圧倒的な知名度を持つ「単一商業施設」というものはどんどん都会のものになっていくのかなと。地方のランドマークとしては百貨店のような物を扱う所でなく歴史的なスポットが立ち位置になるのかもと。ショッピングモールが現代版百貨店ともいえるが扱うものを考えると大衆的と言え、憧れる存在かというとそうでは無いように思う。
大店という存在は死んだ。金銭面的にも頼れる存在はいなくなり商店街としては正しく等しくなったのかなとも思う。
「まだここがあるから」
そういう幻想は消え、地域のことはここに任せておけば大丈夫という勝手な思い込みは成り立たなくなった。小さな街の人たちが自分たちのことを真剣に考えるターンに切り替わったとも言える。
もしかしたらこれからの地域の小さなイベントなんかはクオリティが上がるのかもしれない。必死さが上がると思うし、百貨店から流れてくるであろうという潜在的な期待が無くなってしまうからだ。
想像は今、いくらでも出来るし来年の夏からは強制的に次の時代へと移し変えられる。今から考えることは沢山ありそうだ。
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