月命日と作り置き
今日は母の月命日
いつもは忘れていることもあるけど
ちょうど半年、まだ半年、もう半年
そっか、もういないのか…と折に触れ、思っていました
帰省すると生活の場に母の在りし日が重なり
2次元の遺影だけでなく、もう実体がない幻になってしまったのか…と
『寂しくなりますね…』
都度、この言葉の意味がじわじわと細胞レベルに沁み込んで
そうして、母のいない現実が当たり前になっていくのかな…と静かなお正月でした
と言いたいところですが
似た者同士の父と娘が日常をともにすると
何かにつけ、あー言えば父、こ―言えば娘が大人げないブルースを奏で
中立だった母はきっといつものバトルに苦笑しかなかったことでしょう
帰る日に作り置きを作っていると父に電話があり
近況を話し終える頃に「(相手の奥さんは)元気かいの?」と父が聞く
「...そうはいっても、実際におらんようになったら、寂しいもんで~、大事にせーよ」と
そっか~この家で暮らしている父は、日々母がいないことを感じているのか...
何かとせっかちさが増し、面倒くさいな
ドア開けっぱなし
物だしっぱなし
もぅ~と思っていたけど
ぶっきらぼうな受け答えをしてしまいがちだけど
「気をつけて帰れよ」と、
毎回、私が家を出る前にはわざわざ声をかけてくれる
せっかく作ってても食べてないこともあるから、もう作らんよっとプリプリしていたけど、母の想い分も作っておいた
でも、次の帰省時に食べ残しがあったら娘分は怒らせていただきますっ