
ギフテッドの高い知的機能と過度激動の発生機序は同じなのか・・・?
先週は,血圧と🦴のメンテナンスと病院が続いた。黒岳から転がって5年。なんと20年ぶりくらいで血圧の薬が変わった。加齢から制御が難しくなってきた。
今週から講義が2.5コマに。来月からは3.5コマ。勤労感謝の日ま労働強化の日々が続く。ご褒美にクリスマスにのんびり山荘でまったりすることに。
その前に進退を決めないとな。
◆◆◇◇◆◆◇◇◆◆
涼しくなってきたのでそろそろ大阪と高知での講演準備に本格的に取り組むことに。
頭の中でいくつか思い浮かんでいることがある。
その一つが,「ギフテッドの高い知的機能と過度激動の発生機序は同じなのでは?」そんな疑問。
学会前日大阪での講演では過度激動をを取り上げる。高知ではラウンドテーブルでカタギーたちが「過度激動の事例から、学校、家庭での対応、支援を考える」をテーマに話をする。
今考えているのは,過度激動は感覚や情動だけに限られるのか。ギフテッドの知的機能にも大きく関与しているのでは?
子どもの学習を見ていると大量な情報を増強されたワーキングメモリで素早く効率的に処理している。高速処理とタスクの配分が可能。
こと学習に関しては刺激が増幅されることで処理が促進される・・・そんな考えが浮かぶ。
でも情動や感覚は刺激が増幅されることで不快感が生じる。
そうか知性OEと創造OEは刺激が増幅されることでプラスに働き,知的活動や創造性が促進される。でも感覚性OEと情動性OEでは多くの場合マイナスに働く。
となると
ギフテッドの高い知的機能と創造力もまた過度激動から贈り物。まさしく諸刃の剣だ。
そして過度激動はバッドリーさんの「スペキュレイティブなワーキングメモリーモデル」から説明が可能かもしれない。
感覚も情動もワーキングメモリが処理しているのでは・・・妄想の域を出ないが。