井の中のカワズ、己の脳みそを思考する。


カワズはADHDである。
それについて顧客からは本音か建前かはわからないが、『分からない』と言われる。

注意欠陥多動障害とはよく言ったものだとこの頃思う。

同じパターンで仕事を繰り返している限り、顧客に迷惑をかけることは少ないとは思う。
しかし、イレギュラーが起こると服薬していようとどうも脳に混乱が起こるようだ。

例えば決まって金曜日の顧客対応を水曜日の業務に合わせて行うと、脳が錯覚を起こし木曜日の業務が脳から消えてしまう。
誰しも思い違いはあり、スケジュールを確認すれば済む話しだと思われるだろう。
しかし、イレギュラーに脳が緊張すると、確認する為の動作が行えない。スケジュールを開けたとしても、上手く脳が拾えなく日付や時間の情報を実行しなければいけないものとして認識することが酷く難しいのだ。そして『思い込み』が発生する。イレギュラー1つでもそうなのに、更に他のストレスが加わると更に状況は悪くなる。

どうにかスケジュールを実行するにあたり、服薬をしても脳がストレスに引っ張られ、目の前にある業務の精度が落ちてしまう。
そうなると体にも負荷がかかり、無駄に疲労を溜めこむ羽目になる。

某ロボットアニメの暴走モードやシンクロ率の低さと比喩表現された方がいらっしゃったようだが、『確かに』とカワズは妙に納得した覚えがある。

失敗は成功の元と云うが、若い頃や未経験ならばそうでも、この歳になってからの失敗など信用を失くすと同義だ。障害が原因の一端であったとしてもそれを言い訳にはできないとカワズは考えている。

 そして、そういった失敗は恐ろしく脳みそに負荷がかかる。
他人のための謝罪など苦にもならないが、自分がやらかしたことの謝罪は限度が分からない。
信用をなくしたかもしれないとばっさり切れる人間なら、仕方ないと割り切れるかもしれないが、残念ながらそれができない。体が震えるほどの罪悪感と恐怖感に思考能力が低下する。

悪循環なので頓服を利用するが、何か良い解決法はないか日々思考中である

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