ポッドキャスト三選③神田伯山
前回までで最近私が聞いているポッドキャストのおすすめを二つ紹介した。おすすめ紹介って書くもの好きだし、聞くのも好き。その人の性格とかその人を構成しているものを垣間見ることができる感覚があるからだと思う。
でも本棚にある本を見られるのは緊張するのはなんでだろう。自分を構成するものであることは間違いないけど、自分の意図しない部分とか隠したいところも見られるような気がするのかもしれない。
前回までのおすすめはこちら。画像を出したかった!
①オーバー・ザ・サン
③問わず語りの神田伯山 ⬅︎ 今回!
ポッドキャスト「問わず語りの神田伯山」は、講談師の神田伯山がやっている30分のTBSラジオ番組。
最近の公演や周囲の古典芸能の芸人の方々、行った展覧会や観た映画の話をしているのだけど、テレビに出ていた時よりも毒舌がすごい(ひどい)。それでもその話し口調とテンポと間とノリが本当に神がかっていて、どんなに私の知らない落語家さんのただの悪口でも、聞いていると笑えちゃうのがこの人の芸なのだなぁ感心するのである。あと、散々悪態をついた後に「でもそこがあの方のチャーミングなところなんですけどね」と絶妙なフォローをするところが憎めない、40歳。
ちなみにアメリカのホームコメディーみたいに神田伯山の語りの後ろに笑い声が入っているのだけれど、その高笑いが独特で慣れないとかなり気になるのもこのポッドキャストのクセの一つ。ラジオにも頻繁に笑い屋うるさいとクレームが入るそうだけど、その笑い屋のシゲフジさんは最初女性かと思っていたが男性だったことに驚いたその高笑いをみなさまに聞いてほしい。
これにて三選はひとまず終わり!みなさんのおすすめも機会があれば聞いてみたいと思いながら。
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