事務さんと超過勤務
病院の事務さんは「定時退社できる」と思われている部分もあるようです。
実際のところは上司によって変わります。
病院における事務の管理職は昔気質の方々が多く、長く働く(職場に居続ける)事が当然との風潮が色濃く残っています。
それゆえ、業務を効率化する事に何かしら理由をつけてストップをかける上司も多いです。主なストップ理由は以下となります。
・失敗したらどうするの?
・それによってどのくらい効果が出るの?
・患者のメリットは?
・削減できた分の時間はどうするの?
・効率化すると他部署の仕事が舞い込んでくるけど、その仕事誰がやるの?
今の時代にそぐわない考え方かもしれませんが、そのような考えを持つ人が病院にいるのも事実です。
一方で、残業(超過勤務)していても部署によっては残業と認められない場合があります。「残業の指示及び許可はしていない」「残業に係る事前申請がない」「残業する程の業務は与えていないし、業務時間内で終わらせられないのは効率が悪いだけ」等々を挙げ、残業を認めない雰囲気が一部にはあるように感じます。
そのような時代で仕事を進めてきた世代の方々なので、上述のような仕事振りが成長に繋がると思っているのではないでしょうか。また、残業代が発生していない事で病院経営に貢献しているとの評価もあるのかもしれません。
世代が完全に入れ替わる迄は、このような状況が続いてしまうのかも…。