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希死念慮
またこの日記に戻ってきてしまった。
久しく日記を書いていなかったが、Twitterでは毎日毎日日記と同じようなことを綴っている。
夜になると強迫観念めいたものに襲われることが多い。
自分は死ななければ、なんで生きているんだろう、今、死ななければ、といった思いで呼吸が浅くなることがある。
そして鏡を見てどうしようもない自分を見て暗い部屋で涙を流している。
誰かに救ってほしくてこの日記を書いているわけではない。
いや、本当は救ってほしいのかもしれない。もう分からない。
強迫観念に襲われたときにどうやって人生の最期を迎えるか調べることが多い。
どうしようもなくなってしまったときに一度だけ同じ地域で募集しているツイートを目にしてdmしたが、朝起きたらブロックされていて拍子ぬけしたのを覚えている。
人は案外死にたくないのだなと思った。
普通に生きている人はどうやって死にたさを、この手の付けられない希死念慮を飼いならして生きているんだろうか。
誰か教えてほしい。
最近の自分と言えばバイト以外家から出れない日々が続いている。
煙草を吸い始めたときから比べて圧倒的に喫煙量が増えた。
見た目もおかしくなった自覚がある。
だんだん自分が崩れていっている。
何をしているんだろう、毎日毎日毎日毎日。
深夜に海を見に行ったが、この景色を見て死にたいと思った。
最期はこんな夜がいいなと感じながら移ろいでいく空を、朝日が昇るのを見ていた。
星が凄くきれいに光っていてキラキラしていた。言葉では言い表せないくらい、写真に納まらないのが残念に感じるくらい美しい景色だった。
夜が好きだ。ただ部屋の中で過ごす夜は本当に怖い。
無為に時間が過ぎて行ってカーテンの隙間から朝日がこぼれてくるのを感じるのが怖い。
ひたすらタイムラインをスクロールして他人の不幸や鬱に共感を覚えて、人生に悲観している日々。
鬱で手を付けられなかったから日記を書かなかったが私は失恋を経験した。
もう二度と会えないあの人にどうやったら会えるのか、夢にも出てくるあの人。
生きるのが怖くて泣いているときに「大丈夫だよ」とは二度と言ってくれないあの人に誰か会わせてほしい。
いつかまた会えますように。叶うなら私が最後を迎えると決めている3年以内に。
この感情を、この鬱を、この人生を言い表すような表現を教養のない私は知らない。
だけどあの人がまた救ってくれるのを待っている。
そんな日が来ないのは心の底ではわかっているけど現実を見たら今すぐ飛び降りてしまいそうなくらいつらい。
いろんな人生の要素が私をマイナスに蝕んでいって怖い。
日記を書き始めてから2年たったが自分は何も変わらなかった。
変われなかった。
こんな人生に悲観する日々が早く終わるように願っている。前よりも強く。
今夜も人生に絶望しながら、この鬱を抱えながら残りの人生のカウントダウンを過ごすことにします。
じゃあ、おやすみ。また日記を書く時まで。願わくばもう日記を書かないでいいような精神状態になりますように。早く死ねますように。