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「れんがの家」準備室~視察研修に行ってきました その3

その3 あおいけあ&ノビシロハウス

れんがの家視察研修ラストのその3は「おたがいさん」で2泊3日の濃~い研修報告です!

あおいけあさんは、小規模多機能型居宅介護(おとなりさん、おたがいさん、おたがいさんサテライトいどばた)、グループホーム(結)、ノビシロハウスがあります。

ここらへんの詳細は複雑なので、あおいけあさんのホームページ

まずは、写真で振り返り

代表の加藤忠相さんにあおいけあを案内してもらいました。贅沢~
入ってすぐ正面にある木

向かい側の壁を取っ払って、地域の人が通り抜けることができるようにしたことで、正面に存在感のある気がお目見え。
この木のロープは子供たちが遊ぶことで、自然にあおいけあに入って来れるという地域に開く仕掛けのひとつ。


グループホーム結の開かれた玄関。

認知症の方が出て行ってしまうことがあったとしても、鍵も玄関もフルオープン。「自分がされて嫌なことはしない!」そんな気持ちがこの玄関オープンに現れているのですね。

おたがいさんの中の様子

包丁持って料理していたり、過去の職業での技術などその人が得意としている活動をしていたり。
食事は専属の板前さんが作ってくれて、それを取りに行くシステム。板前さんのご飯は美味しい!

地域のお祭りに出す「駄菓子屋おたのや」

地域参加と高齢者の経済活動を兼ね備えている。
ここで稼いだお金は、利用者さん達の話し合いで使い方を決めていく。
こうやって自尊心高めていくんですね~。

そして、あおいけあさんの凄いところは、なんといってもアセスメントがしっかりしている!
ケアプランを最大限に活かし、もちろんだけれど、アセスメントの項目ごとに意味がある!
ADLだけでなく、IADL、経歴、家屋状況、散歩コースまで!
利用日毎に実施内容をチェックして評価して。
ケア記録も手書きにこだわって。
うまくいった介護、盛り上がったこと、利用者さんが話した内容など、イラスト付きで記録!
このイラストが個性的でみんなそれぞれで、味があって、利用者さんへの想いが込められていて、一言でいうとすっごくいい!


れんがの家を造るにあたって、「地域に開かれた施設」についてずっと考えています。地域に開かれた施設ってどんなだろ?
でも、地域に開かれた施設を作ることは重要だけれど、目的ではない。
地域に開かれた施設はあくまでも方法であって、本来の目的を見失ってはいけない。忠相さんに教えて頂きました。

では、私たちのれんがの家は???
まだまだ物語れない。。。

ノビシロハウス

そして、ノビシロハウスも見学させていただきました。
カフェ、訪問診療クリニックと訪問看護ステーションのサテライト、一般の居住エリアがあるごちゃまぜアパート。

「こちらがノビシロハウスです」
「あ、あちらにはノビシロクリニック藤沢の渡辺院長が!」
右上のカメラがこれまたかわいい。セキュリティ対策もばっちり。
風が通る心地よい空間。

亀井野珈琲

ノビシロハウス1階の亀井野珈琲
KAMEINO COFFE
ドアノブがコーヒーの粉をいれるやつ(名前が、、、)
ピンクの内装がとってもマッチしている店内。
クラウドファンディングでいれたという立派なマシーン!
奥にはコインランドリーがある!
ステキ空間。

(↓そのままあおいけあさんで宿泊研修に入る位田を残し、
亀井野珈琲さんに戻りランチをした高附&奥山。。。)

カフェラテ
タコライス&グリーンカレー
美味しかったです。ご馳走様でした!


今回の研修で見えてきたものは。。。

あおいけあさんでの研修では「高齢者の自立支援」、「地域に開かれた施設」について、再度、深く考える機会をいただきました。このキーワードはよく聞かれますが、実践することは本当に難しいと思います。れんがの家のデイサービスでも実現できるよう、スタッフ一同で取り組んで行きたいと思います。
改めて、忠相さん、スタッフのみなさん、ありがとうございました!
大事なことを考えさせてもらう貴重な機会でした。

かしわのもり位田でした!

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