雨は水面を打って
湯に雨が落ちる。
すると波紋が広がる。
それはランダムに、水面に幾つも作り出す。
天然のアートであると同時に、僕らに制御できない得体の知れないものでもある。
僕らはそれに時に魅了され、時に翻弄され、忙しい。
結局、大いなる自然の前に人間は無力なのだと思う。
ここから1時間30分車で移動すれば、そこはトイレが使えず、一旦外に出て、隣の建物に入らなければならない場所がある。
こんなことをしていていいのか、と思ってしまう。
けれど、共倒れは結局無意味だ。
誰かの我慢は誰かの幸福につながるのかもしれないけれど、
その行き着く先に未来はない。
ほんの少しの間、愉快なだけだ。
だから、楽しみ、消費するときは全うすればいい。
そういうふうに、正のループは加速度的に広がるのだから。
僕がしたことは些細なことだったが、行動を起こさないうちは何もわからない。
行動を起こしてわかったのは、僕がいかに無知だったか。
それがスタートだ。
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