たったひと夏の永遠『海辺にうつせみ』
こんにちは！ちぇりーです🍒
まだまだ夏に囚われていきますよー！！
『海辺にうつせみ』 わが バンブーコミックス
『僕はもう、この世にいない』って、どうしても言えなくて――。
一途な男子大学生×秘密を抱えた孤独な青年は、『残された最後の時間』を噛みしめる。
小学生だった頃の夏休みに、父親の田舎で出会った男の子・ルイ。
航大にとって、ルイは初恋の人だった。
大学生になった航大はルイと再会を果たすが、会えなかった7年の間にすべてが大きく変わってしまっていた。
静かな海辺の町で紡がれる、ふたりの淡く儚い夏の物語。
🍒形のない暖かみ
まず主張したいっ！夏にぴったりの最高再会BLでした😭✨
小学生の頃、毎年夏に行っていた街を７年ぶりに訪れた航大くん。
その理由はかつて毎年会っていて、大学生になった今でも思い続けている初恋の人・ルイに再会すること。
時を経て再会できたことに喜ぶ一方でルイくんにはとある秘密を抱えており...。
というお話。
「秘密」に関しては、帯にも書いてあり...。（シーモアさんのあらすじにもありました笑）
購入時は「なんで書いちゃうの～～～！？！？」とも思いましたが、読んでみると外序盤で秘密が明らかに！
読み進めていくうちに、作家様が描きたかったのは「秘密」についてではないのだと分かります
「秘密」を知った上で、２人がどう関係性を構築していくかということに非常にスポットが当てられています。
航大くん、ルイくん、それぞれが互いを想う感情が透明で美しくて...！それが作家様の繊細な絵柄ともマッチしていてスッと物語に入っていけるのです。
そしてメインの２人だけでなく、２人を取り巻く環境の人々の温かさたるや...😭
優しい気持ちをお裾分けしてもらえる、心を浄化する一作です。
🍒こんなふたり！
航大【初恋の相手を一途に探し続ける青年】
ルイ【秘密を抱える美人】
🍒キーワード
＃夜明けのBL ＃海 ＃夏休み ＃再会 ＃切ない