(気が滅入らない)有木誠の癌闘病日記42(ギトギト炒飯)

2022年12月11日

今年秋の入院以来、何を食べても同じような味がし、食欲も無く、体重も減る一方だ。

食欲は、健康な時は厄介な曲者であるけれど、病気になると、これ程大切なものは無いことに気付かされる。
正に生きる希望なのだ。

そんな中、昨晩「萬来軒の炒飯」の夢を見た。
自分の中の隅っこにまだ、「食い意地」が残ってあるのが分かり、
とっても嬉しくなって、今日の昼は隣町まで、車を走らせた。

久しぶりに食べた「ベタベタギトギト炒飯」は、やはり旨かった。

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