汝を癒すスキーマ療法と出会いはじめて自分を理解した話
この記事は有料記事ですが、1月中は全文無料で読めます。
個人の感じ方を書いた臨床の一例なのでそれ以降は有料となります。
こんにちは!
カメレオンおとな女子です。
実体験から、導き出したスキーマを共有します。
生きづらさの根っこを知りたい!と感じている
誰かの勇気になることを信じてつづります。
困ってうずくまって動けなくなっている
たった一人の人の役に立てると幸いです。
はじめにスキーマ療法とは、人は物事を理解するとき、外界の情報をそのまま理解するのではなく、既に持っている知識(既有知識)を使って理解します。「スキーマ」は簡単に言うと、“物事を理解するときに通過するフィルター”のようなものです。
持っているスキーマは人それぞれであり、このスキーマを基礎にして、さまざまな思考が自動的に生まれます(自動思考)。
スキーマ療法では、患者自身が持っている早期不適応スキーマを自覚させ、その影響を弱めたり、自動思考に流されない方法を考えて、苦痛を解消していきます。
たとえば、「見捨てられ/不安定スキーマ」を持っている人は、今自分と仲良くしている人でも、自分を見捨てて立ち去ってしまうと感じています。
このスキーマがある人は恋人と口論になったとき「きっと自分のことを見捨てるつもりに違いない!」と考えたりします。
「見捨てられ/不安定スキーマ」は幼少期に形成される可能性がある“悪いスキーマ”の一つで、“悪いスキーマ”は全部で18種類あり、それらは「早期不適応スキーマ」と呼ばれます。
早期不適応スキーマ 18種類
①「断絶と拒絶」(Disconnection/Rejection)
見捨てられ/不安定スキーマ(Abandonment/Instability)
社会的孤立/疎外スキーマ(Social Isolation/Alienation)
不信/虐待スキーマ(Mistrust/Abuse)
欠陥/恥スキーマ(Defectiveness/Shame )
情緒的剥奪スキーマ(Emotional Deprivation)
②「自律性と行動の損傷」(Impaired Autonomy and/or Performance)
依存/無能スキーマ(Dependence/Incompetence)
巻き込まれ/未発達の自己スキーマ(Enmeshment/Undeveloped Self)
損害や疾病に対する脆弱性スキーマ(Vulnerability to Harm or Illness)
失敗スキーマ(Failure)
③「他者への追従(Other-Directedness)」
服従スキーマ(Subjugation)
評価と承認の希求スキーマ(Approval-Seeking/Recognition-Seeking)
自己犠牲スキーマ(Self-Sacrifice)
④「過剰警戒と抑制(Overvigilance/Inhibition)」
否定/悲観スキーマ(Negativity/Pessimism)
感情抑制スキーマ(Emotional Inhibition)
厳密な基準/過度の批判スキーマ(Unrelenting Standards/Hypercriticalness)罰スキーマ(Punitiveness)
⑤「制約の欠如」(Impaired Limits)
権利欲求/尊大スキーマ(Entitlement/Grandiosity)
自制と自律の欠如スキーマ(Insufficient Self-Control and/or Self-Discipline)
参考リンク:
https://tetsuyas-mindpalace.com/early-maladaptive-schemas/#z-early-maladaptive-schemas
かめれおん女子の認知
2024年1月22 ~自分研究の記録より抜粋~
➖自分を深めるために改めて俯瞰してみる。
わたしはいつも、自分がやりたいと思うこがあったら、迷わず裾を掴み自分に必要な人をたぐい寄せている。これまでの経験と重ね合わせ、コミュニケーションにおける自分のクセを見つける旅をしてみよう。
2024年1月24日
いつも感じる感情があることに気づき、それは何かを知りたい気持ちがふつふつと湧いてきた。
〇グループに属したときの私の感じ方
元からある小集団の中に入ることに心配を感じていた。昔から少人数でも、うまく関係を築けなかったからだ。特に女子3人の仲良しグループがいくつかできていて、どこの輪にも入れない感があった。
無意識レベルで刷り込まれている見捨てられ不安があり、グループに入ったあとも、どこか、嫌われないようにとりつくろっている?偽善の?本当の自分でない自分がいることを知った。(ASD女性のカモフラージュというキーワードと重なる)
自分との距離が遠い=自己理解が深まっていないからなのか、誰かに何かをされたなどは一切なく「みんなとても優しくて受け入れてくれる人たちばかりでも、やはり疎外感を感じてしまう自分がいる」「同じ温度感で楽しめないと感じる」ことが分かった。
顔を知っている、または、私の話を聞いてくれるメンバーには、よろしくお願いしますと言う気持ちが持てるが、馴染みの少ないメンバーには警戒心が強く、なぜか距離を取っていて空いてしまう心の距離があり、薄い膜のようなバリアが発生している。
それなのに私の表情はニコニコしていて、まるで偽善者のようだが、これは、敵ではないよというアピールで、それは、これ以上傷つきたくないと言うメッセージでもあった。子の下には、強い見捨てられ不安があり、わたしの強い防衛本能が働いているからだと分かった。
~思い付き📝メモ~
私には、32歳の頃から中等度難聴が少しづつ進行している。
聞こえにくさや対話のスピードから、人間関係の悪化もあった。そこから複数人は難しいと感じている。
1対1のコミュニケーションが得意だと思っているが、
結局のところ1人が好きというベースがあるからなのだと思っている。
⭐️1対1のメリット
・ゆっくりとお互いのペースで話せる。
・分からなくなったときに、すぐに立ち止まり聞くことができる。
話を戻そう。
実体験からスキーマを読み解く
このたびの入学までの一連の動きの中で、
今まであったものが無くなる体験をした。
例えば、
・支援級希望だったが入れず、通常級+通級になった。
感情)希望が叶わず悲しかった。
・町外の児童発達支援は放課後デイサービスも、
今後は受けられないことが分かった。
感情)とても残念な気持ちで悲しかった。
・体調が戻らずトレーナーのトレーニングから外れている。
感情)戻れないことに不安や不満を感じている。
早く戻りたい焦り、レポートが書けない焦り、
同じ話を聞いているが理解度の低さが露呈する、
みんなのスピードについて行けない虚しさ
直近ではこれらのできごとだ。
共通している感情は「見捨てられ不安」
早期不適応スキーマ 18種類に含まれる
「見捨てられ/不安定スキーマ」が根源だと分かった。
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