離れられない
「カフェオレ淹れたよ砂糖少なめ」
振り向いた君が
ありがとうって呟く
午後の陽射しが射し込むリビングの
ソファーで二人の好きな映画を観る
君の左手を撫でて握る
僕の肩に寄りかかって
じっとテレビ画面を見つめる君
ただ一緒に過ごす日常が愛おしくてたまらない
「夕御飯どうしようか?」
うん としか答えない君
何時からか君の心に誰かが住み着いた
僕じゃない誰か
君に聞きたい君の心は今何処にあるの?
どうすれば前のように
君の瞳に映るのは僕だけになるの?
僕が間違ったのか?
今ここにある君の手を離すことが出来ずにいる
ただただ離せずに…
(キャプション)
何時しか心が離れていく彼女との
休日の風景
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「画像をお借りしました ありがとうございます」
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