友愛数
今、小川洋子さんの「博士の愛した数式」を読んでいる。そこで友愛数というものが出てきて、(名前は知っていた)例として220と284を挙げて、約数を出して足して……とやっていて、主人公が家に帰って一人になってからも自力で友愛数を探そうとする、というシーンがあった。
こんな感じで、数学の面白さを知ってしまったら自分でもより知りたくなってしまうよね~と思いながら、私も気になったのでわかっていたけれど自分で因数分解して約数全部足して「ほんとに220の約数全部足したら284になるー!」「284の方は約数多そうに見えて意外と少ない!足したら220じゃん!」と一通り驚いた。
こういうの、自分で偶然発見してしまったとしたら、世界の謎を解き明かしたような気持ちになって、なんかその類でしか感じられない快感のようなものがあって、たまらなくなるんだよ。
数学で〇〇数っていくつもあるけど、こういうの見つけて名付ける人ってすごい。なんかお洒落だ。
本、通勤途中に読んでいるので(寝ていることもある)読んだり読まなかったりだけど、続きが楽しみ。
なんか有名な本だよね?くらいのノリで、なんなら裏表紙のあらすじ以外全く内容も知らずに読み始めていたので、有名なのに今までネタバレくらわずにこうして新鮮に読めていることも奇跡かもしれないね。