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10行雑記(逃げても結局…)


百人一首に、こんな句があるそうです。

世の中よ 道こそなけれ 思ひ入る
山の奥にも 鹿ぞ鳴くなる

俊成

生きていくのが嫌になり、山に籠ろうと来てみたら、鹿が悲しい声で鳴いている。誰もいない山に逃げても悲しいことばかりだよと鹿はいっているようだ。

ということのようです。

最近、この歌が身に沁みてわかります。
逃げても結局、逃げた先で厭になるのです。

半分だけ逃げる位がちょうどよさそうなのですね。





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