何がなんでもカボチャをつくれ
【戦中のポスターに学ぶ】
昭和19年7月にサイパンが陥落した後は、B29による空襲が激化、本土にアメリカ軍が近づくにつれ、潜水艦による魚雷攻撃や機雷敷設による通商破壊も激化します。
すでに朝鮮半島や中国から米を輸入していた日本は、通商破壊に遭い、急速に食糧不足の状況へと陥ります。
勇ましい掛け声や精神主義の徹底にもかかわらず、日本は破滅の一途をたどっていきます。
ポスターは、昭和19年とあります。東京都が作ったポスターですが、役所がカボチャの種を配布したみたいです。
年金を増やせないから、自力で資産を増やしなさいというイマドキの政府は、配給が維持できなくなり、カボチャの種を配り出した昔と似てきたようですね。
【自給自足】
大日本帝国政府も、今の政府も、基本的には正しい。
国家による庇護だったり、組織集団による保護というもの、幻想に過ぎないものなのです。
かつての縄文人だったり、弥生人のように、どこでもいいから種をまき、収穫するほかないというのが世の真実。
食べられる雑草を探し、魚を釣り、食べるほかなく。
他人を動かすことは、カネを使うこと。
カネがなければ、自分でなんとかするということを、
自給自足といいます。
何がなんでも○○。
歴史に学び、自分で何とかするために、知恵を絞る必要があるのです。
このシリーズでは、自分で何とかするためにハッと気付きを得ることのできる情報を紹介したいと思います。