名よりも実をとる?
まず、「実」とはなんだろう。
○生命維持(衣食住)
○収入源(お金)
だろうか。
何をおいても、先立つものは、なんでかんで便利で邪魔にはならない象徴……カネだ。
では、「名」とは何だろう。
マズローの欲求階層説が思い浮かぶ。
生理的欲求、安全欲求が満たされると、ヒトは、承認欲求や、自己実現欲求を満たそうとし始めるらしい。
正しい気がする。
自分のことを振り返ろう。
○組織のお陰で自分と家族は食える。
○給料分は、組織に尽くす
御恩と奉公………。
では、組織があまりに貪欲(ブラック)な場合にどうしたらよいか?
辞められないのを見透かされて、コキ使われてしまうとき、与えられる「実」が捨てがたいなら、上手く立ち回るほかない。
具体的には、まさに「名を棄てて実を取る」。
○付き合い残業を極小化(ゼロは❌)
○部署異動を狙う
○低い評価を甘受(マイナス評価は❌)
だ。承認欲求は決して満たされなくなるし、給料は、増えないが、降格しない限り手取りはあまり減少しない。(これからの時代はどうなるかわからないが)
しかし、恥の文化が支配するニッポンにおいては、レースからの脱落は、決して楽な道ではない。
早く家に帰れても、家でリフレッシュできず、組織のことを思い浮かべてしまう普通の人にはオススメできない。
一方、こんな道もあることに気付いた。
「承認欲求、自己実現欲求を満たしてくれる他の仕事(役目)」を探すのだ。
自分だけの仕事(役目)の創造って?
○組織で新しい仕事をつくる
○退職して、感謝される仕事をする。
○支出を極小化して、すきな仕事や感謝される仕事をする
直感的にいま思っているのは、
「今の仕事をしながら、副業を試す。時間と手間をかける価値があるなら、なんとか支出を抑えて今の仕事は辞める」
だ。
ただ、組織から離脱するとしたら、支出を極小化しないとこの夢は実現しない。また、家族の応援も前提。
いまの仕事をしながら、
新しい仕事(副業)をしてみる……
当然忙しくなるわな。
嗚呼、楽な道はない……
今日もまた、空想。
組織で、新しい仕事を創造したほうがよくないか?などどいう声もどこからか聞こえてくる。
ただ、組織で社長役員となるのはほんの一部だけ。自分の代わりになるヒトなどいくらでもいる。先が見えたら、組織への片思いを断ちきったほうが無難なのだ。
人生に楽な道などないことだけは確かなのだが、なるべく部品感のない、真に社会の役に立っていると実感できるような仕事をしてみたいと思っている。(それを探してみるのだ。)
また、知っているひとの訃報を目にする度に、組織の部品としての拘束時間、動画、テレビ視聴に使う時間が勿体ない気がしてならない。
人生の残された時間を、noteとかで、アウトプットできるような経験ができる時間に使いたいと思ったのだった。