まほろのハル

心の断捨離と嫌なことはやらないと決めた。これから迎える漠然とした未来をできれば楽しく過ごすために「今ここ」を大切に生きる。だれにも追い出されない終の住処を建て、在宅ワークで食べる分だけ稼ぎながら、晴れた日は庭づくりと散歩、雨の日は本を読む暮らし。そしていつでも道の途中。

まほろのハル

心の断捨離と嫌なことはやらないと決めた。これから迎える漠然とした未来をできれば楽しく過ごすために「今ここ」を大切に生きる。だれにも追い出されない終の住処を建て、在宅ワークで食べる分だけ稼ぎながら、晴れた日は庭づくりと散歩、雨の日は本を読む暮らし。そしていつでも道の途中。

最近の記事

無音で過ごす暮らし

毎日の暮らしで、テレビを流し見しながら家事をしたり、バックグラウンドに音楽を流しながら仕事をしたりしている。いつからだろう、無音で過ごすことはほぼない。音楽を聴きながら、何かをしながら〜など、2つ以上のタスクをこなしているようで満足感があがる気がする。 無音で何かしていると、時間を損した気がするのだ。 料理の時は楽しい音楽を聴きながら〜の方が気分が良いし、仕事中は集中力があがるようなヒーリング音楽をyoutubeで探したりする。 しかし、本当に集中したい時、仕事でレポートを

    • 新築総工費、全部まとめて一体いくらかかるのか?最後までわからない件

      いろんなことがネットで分かる時代。お家を建てるにあたって、ネットや家づくり本でいろいろ調べられる。ちょっと疑問に思ったら、ささっとググってとても便利だ。大抵のことは真偽は別としても。だけど、最後まで、どう調べてもわからない、答えが出てこないのが、 自分の建てたいおうちは一体、いくらのお金があればできるのか。 これだ。人のお家ならわかる。雑誌やカタログハウスメーカーのサイトにも予算は出ているし。でもわからないの。私の場合いくらかな?ということ。 自分の求める答えにたどり着く

      • 手放せば得られるという不思議。

        2020年春。緊急事態宣言が5月末まで延長となる。この先仕事はどうなるのだろうと心配する。コロナと共存していくしか道はない。このまま全世界引きこもっているわけにもいかないし。 この書き出しは202年5月のこと。WordPressで始めたブログをnoteに移行して過去記事をリライトしながら3年前を振り返る。 今は2024年の3月。春。あっという間だ。 私の仕事はDTPデザイン。折込チラシや、パンフレット、通販などのカタログ、家電、雑貨の広告、社内報などの広報など、ありとあら

        • 北向きのリビング

          間取りって楽しい。パート2。 間取り作成で長いこと悩んだのはリビングの向き。 家が接する前面道路は県道沿いの20m道路プラス歩道3m。県道を挟んで向かい側は畑地という開放感。反対側も田畑が広がる。 両隣は数メートル上先にご近所家が並ぶが、生活音など全く聞こえない静かさ。 前面道路が西から南に走る。南西向きに家玄関入口が立つことになる。 東南方面にリビングと掃き出し窓、北西方面に和室や書斎水回りと来るのが通常の理想だろう。しかし真逆の間取りになった。 リビングは北東向きに

          間取りって楽しい。

          チラシや雑誌で間取りを見て妄想するのが、小さい頃から無性に楽しみだった。 実家は古い木造家屋で家の一部に納屋があり、お風呂は外。トイレはボットン。 台所は半分土間でその奥には自家製のお味噌を仕込む暗い部屋あり、台所に続く納屋ではお正月のお餅つきをしたり、お米などの備蓄がされていたり。暗くて寒くてだけどお客や親戚が集まるお座敷や仏間は広々と明るくて、おじいちゃんの世代に建てられた家。 小学生まではそのようなお家がたくさんあったので別段何も思わなかったが、中学に上がるころには、

          間取りって楽しい。

          大工の建てる家

          土地が決まってからおよそ半年が過ぎる頃、大工さんとの打ち合わせを開始。 ハウスメーカーや建築事務所、工務店などはあまり選択肢になかった。 ものすごく規模の小さなプランだし、一人で住む家の自分が考える間取りはよくある住宅の間取りには合わないと思ったからだ。 さらに潤沢な資金があるわけではないので建築事務所を通してオリジナルを。。なんていうわけにもいかない。 かくれ人見知りの身としては出来るだけ打ち合わせや契約に会う人の機会も少ない方が良い。そこで大工さんの出番だ。田舎の一人親方

          大工の建てる家

          自分の居場所。

          自分の居場所、自分の心のよりどころ、何があってもここにいればとりあえず、誰にも邪魔されず、怯えず、生きていかれるという実家的な住処。 そういうものをいつも求めていたような気がする。 子供の頃は半分動物的なので、当然それは親と住む実家だったわけだが、大人になり、就職し、アパートなんかで暮らし始め、その自由さや時には孤独を楽しみ、若者特有の根無草的な生活に新鮮さや可能性を感じ大いに満足していたものだ。 バブル全盛期。怖いものもなかったし未来はいつもわくわくが詰まっていた。 けれ

          自分の居場所。

          初めての土地探しで考えたこと。

          家を建てたことのない人にとっては夢と現実と不安と、自分の通帳と向き合う時間が長く続く。 まずは不動産土地情報サイトを登録。週末には、気になる土地情報をピックアップして現地を見に行く。 どんな土地を探したか。まずは予算。 土地費用は500万円。上下水道・宅地造成工事込み。 地方の田舎の郊外、のんびりしたところで元々の土地代はおそろしく安い。 日当たりが良く、 住宅街ではなく、(四方に隣接した建物が少ないこと) 便利なものが近くになく、(ポツンと一軒家みたいに過ごしたい)

          初めての土地探しで考えたこと。

          おひとりさま、家を建てる!

          2020年、4月29日。コロナ自粛騒ぎの中で在宅のフリーランスとなる。 名前はハル。独身・女・おひとりさま。 仕事はDTPデザイン。情報をデザインして伝える仕事。DTPの創成期以前から印刷関連の仕事に関わってきた。ドラフターとロットリングで線を引き、写植機の文字を切り貼りして仕上げた版下から、MACの画面へと変遷して30年。社会人となってからの私の歴史そのものだ。メンタルをやられることの多い地味な泥臭い仕事の方が多いが、どんな場所でも、あらゆる情報を伝達する仕事はあるものだ。

          おひとりさま、家を建てる!