現役で仕事をしている、超高齢者の現実を見ると、立ち仕事に原因があった。
超高齢者と立ち仕事
図書館で超高齢者の生活習慣の本を読んでいた時にある共通点があることに気が付いた。散髪屋さんの男性、104歳で現役。和菓子屋さんの看板娘105歳で現役。高倉しつねさん111歳。この3名の超高齢者の共通点が立ち仕事でありました。
散髪屋さんの男性は104歳の現在も現役で立ち仕事を続けています。和菓子屋の看板娘は、こちらも現役で立ったまま接客をしています。高倉しつねさんは70歳から油絵を描き始め、100号という大画面に対して1年に1枚の割で立ったまま書いていました。
この3人に対して共通しているのが、立ったままの姿勢で毎日を過ごしていたという事です。立つという事は内臓の中でも特に腎臓の強化に役立つのです。立つ事での負担は骨に重心がかかり、骨が充実して来る訳です。
立ち仕事を若い時から現在まで続けているのですから、骨と腎臓は普通の人と比べると大変な違いがあると思います。東洋医学では骨は腎臓の司どりであり、骨と腎臓は密接な関係にあるのです。
私の場合はデスクワークが多く、85歳になった現在、臀部の衰えが一番きつく感じます。座るという事は臀部から先には重力が掛からず、そこが弱ってくるため臀部の衰えが目立って感じるのだと思います。
毎朝40分のウォーキングをしているので、足腰の健康には問題ないと思っていたのですが、長時間のデスクワークは長い期間の間に、足腰や腎臓の弱りとなって現れてきたようであります。
健康を維持する為、立ったままで仕事をする大会社もあることを聞いたことがありますが、立つ事の健康管理を大切にしているように思います。超高齢者の立ち仕事と現役の関係を読んだときにはびっくりしました。
普通、超高齢者は寝たきりか、要介護の人が多いのですが、立ち仕事で腎臓や骨が丈夫になると、超高齢であっても現役で仕事が出来ているわけです。ピンピンコロリの人生を全うしょうと思えば立つ仕事を考えたほうが良いのかもしれません。
私の場合、臀部の弱りがある為、旅行に行って長時間の歩行があると、非常に疲れを感じる為、今では旅行が苦手になっています。立つ訓練、今からでもしたいと思います。