見出し画像

熱に強いビタミンCがあるのを知っていますか?それはプロビタミンCと言います。

カキ茶とビタミンC

 カキ茶にはビタミンCが豊富に含まれており、天然のビタミンCを補うにはカキ茶を飲むのが一番良い。ビタミンCはレモン、スダチなどに多く含まれているのだが、生で食べる時にビタミンCが生きてくる。

 ビタミンCは熱に弱く、熱を加えるとすぐに壊れてしまう。ところがカキ茶は、柿の葉を熱処理して、お茶を作っている。ビタミンCは熱に弱いのにどうして、カキ茶は熱処理をしてもビタミンCが豊富なのか。

 柿の葉が持っているビタミンCはプロビタミンCと言って、熱や加工に強い性質を持っています。柿の葉を加工する時にビタミンCを壊す酵素の働きを抑制する加熱処理が行われます。この処理によってプロビタミンCが安定的に残ります。

 カキ茶に含まれるプロビタミンCは、体内に取り込まれるとビタミンCに変換されるのです。これによって、ビタミンCとしての作用や、抗酸化作用や免疫力向上にも役立ちます。

 プロビタミンCはカキ茶だけでなく、ローズヒップ、アセロラ、グアバ茶、赤パプリカ、ブロッコリーにも沢山含まれています。このプロビタミンCも熱や加工に強いので、熱を加えても壊れません。食べると体内でビタミンCになります。

 ビタミンCが不足すると次のような症状が現れます。皮膚のトラブル、何か当たるとすぐに皮内出血する、シミが出来やすい、疲労感、免疫力の低下、歯茎の出血、関節痛、貧血、
ビタミンCが極端に不足すると壊血病になります。

 ビタミンC不足は出血しやすい反応が全身に表れます。チョットした事でも毛細血管が壊れやすい状態になるのです。逆に考えますとビタミンCを沢山取っている人は出血しにくい体質に変化するとも言えます。

 癌がある人の場合、腫瘍の部分がもろくなり出血しやすくなります。これなどもビタミンCが関係しているので、癌の人はカキ茶を積極的に取るようにすると、癌も良好な経過を取るようになるのではないかと思うのです。

 癌に対しては、医療機関でも高濃度ビタミンC点滴療法があります。現代医学でもビタミンCに注目して癌治療の解決策を探そうとしています。しかし、化学薬品のビタミンCでは問題は解決しません。自然のカキ茶をたくさん飲む事が大切になります。

いいなと思ったら応援しよう!