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2023/01/30の日経を読んで

世界各国が防衛費を相次ぎ増額する。ロシアのウクライナ侵攻による自国の安全保障への不安が欧州だけで無く東アジアにも波及し、予算増に拍車がかかる。中国の脅威も大きく、国内総生産比が2%水準に満たなかった日本やドイツは年間で2割前後の大幅増額に踏み切り、戦後の安保体制の転換点にさしかかっている。記事を要約すると共に所感を述べたい。

  • ロシアウクライナ戦争後、NATO中核の米英仏独、東アジアの日中韓台は全て防衛費を増額した。

  • 米国の国防費は11年をピークに減少して16年から再び増加に転じた。中国との戦略的競争が始まった時期と重なる。

  • ドイツは1%台だった国防費を2%にまで増やす計画を掲げ、17%の増額となる。

  • 米国は東アジアの均衡を保つ役割を日本に期待する

日本の防衛費はウクライナ侵攻前の26%増


世界の防衛費は増加傾向である。ロシアウクライナ戦争や中国の脅威を考えれば当然の動きと思料する。8カ国の中で日本の26%増額が一番だったのは驚きである。それほど日本の防衛費は低かったということを表しており、これでようやく日本の防衛費がグローバルスタンダードに追いつこうとしている。評価したい。

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