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中華総商会と世界華商大会の紹介
中華総商会の概要を紹介します。
中華総商会はアジア各国にあり、日本の中華総商会は東京、大阪、新潟にある日本の華僑の全国的な経済団体です。
中華街の団体は華僑総会であり、横浜、神戸、長崎にある地方団体である点が中華総商会と異なります。
日本では1999年9月に設立され、会長は初代が神戸中華街の黄耀庭氏(上左)、次に日中国交樹立時の国費留学生だった李堅氏(上中)、その次も国費留学生だった厳浩氏(上右)、現在は華僑三世の䔥敬如氏です。
この図は2010年と古いですが、構造理解には分かり易いかと思います。
![](https://assets.st-note.com/img/1706337362456-oYdSpMkEqK.png?width=1200)
日本の中華総商会の転機は2007年の世界華商大会の神戸・大阪での実行でしょう。
世界華商大会は世界の華僑ビジネスマンが2年毎に集まって開催され、1991年シンガポールの李光耀(リー・クワンユー)から始まり、1993香港・1995バンコク・・・2007神戸・大阪で開催されました。主賓は国家元首級ですが、日本では当時安倍首相が病気療養中であり、冬柴氏が代行でした。
2007世界華商大会が終わると、日本の中華総商会の代表は黄耀庭氏から、李堅氏に引き継がれました。
黄耀庭氏から李堅氏への引き継ぎは、(戦前から日本にいる)老華僑から(日中国交樹立後に来日した)新華僑への代替わりを示す意味となります。当時の日本の中国人社会は日中国交断絶によって生じた世代ギャップが課題でした。
この引継ぎは、黄耀庭氏の会長就任時から予定されたシナリオだったのではないでしょうか。
![](https://assets.st-note.com/img/1706339349803-XBMNjgb0H2.png?width=1200)
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