見出し画像

ライン随想録 スイス・日本サイバーグループへ入会されませんか

1997/12/13 ライン随想録 スイス・バーゼルレポートより
注意:2025/02/1時点で、文中のホームページはリンク切れ、
   現在の活動状況は不明です。

随想録

今回のライン随想録はちょっと変わっている。
単なる随筆ではなく、若干のPRが 入っ ているからである。
でも営利目的のPRではなく、ボレンティアー集団のコンピュ ー タ・グループであるのでお許しいただけるのではないかと思う。
上記グループへ の入会金は一切無料である。
スポンサーは歓迎したいので、もし居られれば発起人あてお 知らせ願いたい。

小生、東京からスイス、バーゼルに移り住んですでに8年を越え、地元スイス人 を始 め、多くのヨーロッパの人々、それに多くのコンピューター通信に関心を持つ在 スイ ス、在日、日本人とも親しくお付き合いさせていただいている。
モデムとパソコ ンが あれば地理的な隔たり、時差を越えて、一瞬のうちに多くの人たちと交流でき る。
自分の得意な言語(日本語・ヨーロッパ語を問わず)を使っていろいろ助けたり、 教え られたり、意見を交換することができる。
フランス、ドイツ、アメリカ、ベネル ック スなどに住む日本人が中心になって、いろいろなグループが作られていることも 知ら れている。
われわれはこのスイス版を作ろうというものである。

まず、スイスの中で日本語ホームページを作っていたり、各種メール・グループ でス イスの解説、意見交換を積極的にされているかたに、核ないしオリジナル・メン バー になっていただいた。
明子ヒューリマンさん、幸子レイズィバッハさん、和子ド クサ ーヴ(山口)さんたちである。
いずれのかたも、スイス人と結婚されており、公 表、 非公表は別として、日本語ホームページを作成・管理されている。
これらのかた と連 携することにより、スイス人および他のヨーロッパ人で日本に関心のある人、日 本人 でスイスに関心のある人、旅行でスイスに来たことのある人、スイス関連のホー ムペ ージを日本でつくっている人、でグループ作りをしようということになった。
も ちろ んスイス人のご主人がたも有力なパートナー、協力者である。

スイス・日本サイバーグループのメンバーは、ホームページ(後述)、メール・ グル ープ(すでに発足)、ニュースレターにより情報を有機的にあつめることができ るよ うになっている。
いろいろな意見交換、質問などを適宜行うことができるので、 スイ スに仕事・商用で移り住む予定のかた、訪問されるかた、観光で来られるかた、 以前 住まわれていたかたなど、どしどし加わっていただきたいと思います。

瑞日サイバーグループのホームページ   http://www.netlaputa.or.jp/~yiura/index.htm  は今のところ、井浦が作成し た暫定ペ ージですが、入会案内が日本語および英語(明子さんの作成)で書かれている。
メン バー・リストは目下氏名、E.Mailアドレスとホームページ・アドレスのみが掲載されているが、ゆくゆくは本人の自己紹介の形で、より詳細なものを会員にのみ公表 する のも良い考えではないかと思う。
ここには各種スイス関連のホームページ情報の リン ク(日本語、ヨーロッパ語の両方)を充実させていく必要があると思う。
ホーム ペー ジにはあとに述べる、メールグループでの討議、意見交換の記録(ログ)、ニュ ース レターのバックナンバーを掲載しておき、あとになって読み直すことができるよ う工 夫したいと考えている。
加えて、スイスに関するFAQ(良く聞かれる質問とその 答え) を掲載することが良いと思う。
FAQには他のホームページとのリンク、サーチエ ンジ ンへのリファーなども充実させることが良いと思う。
ホームページの運営には経験の 豊富な幸子さん、和子さんが支援してくれるものと期待しているし、部分的には 事実 上の共同作業になることと思う。
日、米、欧の三グループによる宇宙ステーションが 計画されていると聞くが、ホームページもこれと同様に部分、部分を作成して後程組 み立てるという方式もよいのではと思う。

同グループのメールリストは12月8日以降、すでに立ち上がって、メンバーを募 集中 である。
希望のかたは入会の案内を上記ホームページで読んだ上、管理担当の明子さ ん E.Mail address:japinch@bluewin.ch に氏名、E.Mail アドレスを連絡し申し 込んで ください。
数日で手続きが終わり、グループのメンバーからのメールが届き始めます。
メールが多すぎるとか、一時停止したいときには、明子さんにメールを送っ てく ださい。
このメールリストはスイスに関する情報交換、意見交換に最適と思います。
実験的に日本語と英語を混在させますが、一つのメールの中に混在させることも 許し たいと思います。
それがわれわれの日常生活の実状に近いからです。
最初は氏名、E .メールアドレスだけでも十分ですが、メンバーの質問に答える形で、自己紹介をしていただけると親しみが増すと思います。
ホームページにメンバーの概要を掲載 した いと思います。

次にサイバーグループニュースレターは新メンバー紹介、お願い、連絡事項な ど、をメンバーに一斉送信するものですが、井浦なり、他のオリジナルメンバーからの 送信 となると思います。
メールリストを使って、メンバーのみに送信することが主体ですが、のちになって深水さんの「まぐまぐ通信」などを利用させていただいて、メ ンバ ー以外のかたにもご案内ニュースレターをさしあげることも良いのではないかと 考え ています。

当初は、制限を設けず希望者を歓迎する方が良いと思います。
不都合が起きたと きは その時に考える方式が現実的と思います。
ホームページには若干コストがかかりますが、それほどでもなく、またメールリストはスポンサー付きの無料のものを利用 させ ていただいていますが、若干のご寄附があれば有料のメールリストを併用するの も良 いかなと考えています。
有料分に入るときはコストを利用者に負担していただく か、 バナー広告の形でスポンサーを見つけるのもいいかなと考えます。

ともかく、みなさん、お気軽にスイス日本・サイバーグループへご参加ください。

この文章は下記ライン随想録・HPと、スイスML.HPの両方に掲載されています。  
申し込みは明子ヒューリマンさん: E.Mail address:japinch@bluewin.chまで電子メールで
関連ホームページ :  http://www.netlaputa.or.jp/~yiura/index.htm   

老齢プログラマの所感

28年後の今、所感を書かせていただいています。

当時、私たちは故郷の高鷲村にホームページを作ろうとしていました。
人口が少ない山中の村までプロバイダの進出が難しい状況でした。
一方、井浦さんたちはWWW誕生の地バーゼルで有志たちと「スイス日本・サイバーグループ」を立ち上げようとなさっています。

28年後の今、故郷の高鷲村は町村合併して岐阜県郡上市となり、市でプロバイダを運営しており、インターネット環境は格段に改善されました。
更に、日本では全ての地域に大手プロバイダの進出が完了しています。
ホームページは行政も民間も当たり前のように運営できる状況です。

一方、スイスではどうでしょうか?
インタネット環境は今では当たり前のようになっているでしょう。
しかし、グループは「スイス日本・サイバーグループ」「瑞日サイバーグループ」で検索してみましたが、みつかりません。
このことが、ライン随想録復刻版を始めた理由でもあります。
井浦さん以外の方は、今は別の形で活動されていらっしゃるのでしょうか。

補足

上の記事は1997年頃の「ライン随想録(井浦幸雄さん)」の復刻版です。
当時、私の故郷の住職の遺作「おふくろの味」を井浦さんがWebに載せて下さり、今は住職の息子によって公開されています。
当時、このようにお世話になったことを思い出し、復刻していました。

ある日突然、「ライン随想録」の目次が検索で見つかるようになりました。
しかし、ここから記事へのリンクが途切れています。
これが理由で、今まで検索しても表示されなかったのかもしれません。
そのため、復刻作業は今までどおり続けることにします。


【ライン随想録】
ライン随想録 スイス・日本サイバーグループへ入会されませんか(本記事)
ライン随想録 金融・意識改革
ライン随想録 つれづれわぶる人
ライン随想録 修学院離宮と秋の京都・97
ライン随想録 母親がいつも言っていたこと
ライン随想録 やさしい欧州通貨・ユーロのはなし
ライン随想録 随想録清潔好きの国・スイス
ライン随想録 地震・台風・・災害ニッポン(その2)
ライン随想録 地震・台風・津波高潮・火山噴火の日本(1)
ライン随想録 欧州結婚事情
ライン随想録 賢い旅行情報の集め方
ライン随想録 ヨーロッパのひまわり
ライン随想録 歯の健康維持について
ライン随想録 QE2航海記・その6 食事と会話
ライン随想録 QE2航海記・その5 スコティッシュ・キッパー
ライン随想録 QE2航海記・その4 QE号・カラオケ大会は大盛況
ライン随想録 観光立国・ニッポン
ライン随想録 ロンドン・ヒースロー空港
ライン随想録 QE2航海記・その3、豪華船のあらましと船上セミナー
ライン随想録 QE2航海記- その2(大西洋上およびスイスから)
ライン随想録 クイーン・エリザベス二世号航海記- その1
ライン随想録 内なる国際化
ライン随想録 欧州人の休暇の取り方
ライン随想録 欧州盆栽事情
ライン随想録 ビジ・カジ
ライン随想録 旅行、お好きですか?
ライン随想録 たまごっち パート2
ライン随想録 結婚まえの同居
ライン随想録 外国語学習と日本人
ライン随想録 イギリス人とフランス人
ライン随想録 ちかごろ・みやこではやるものータマゴッチ
ライン随想録 最後の授業
ライン随想録 海外日本食事情
ライン随想録 荷物なくしたことありませんか
ライン随想録 フランス・リモージュ地域
ライン随想録 駅前・放置自転車
ライン随想録 インターネットと私(その3)ブラウザー
ライン随想録 インターネットと私(その2)電子メール
ライン随想録 インターネットと私(その1)概況
ライン随想録 ヨーデルテープありますか
ライン随想録 危ない目にあったことありますか
ライン随想録 スイス・ドイツ語
ライン随想録 人の行く裏に道あり花の山
ライン随想録 円高はこわくない
ライン随想録 規制緩和本当にお好みですか
ライン随想録 中世都市バーゼルの路面電車
ライン随想録 エジプト旅行と体調
ライン随想録 ごみ処理とリサイクル

いいなと思ったら応援しよう!

老後の生き方はプログラマ🎈
よろしければサポートお願いします! いただいたサポートは全て『「思い出の場所」の記事とGoogle地図を関連付けるWeb地図アプリ』のLancersでのプログラミングの外注に使わせていただきます。 よろしくお願いします。