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スーパーカブと僕【前編】
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TW200 2JL
昨年10月、愛でに愛でたTW200とお別れし、カブ主になったのは今年2月のこと。
バイク屋(高校からのツレ)から「鉄カブが絶対いい」と言われ探して探して探しまくってもらってようやく見つかったのが、この
【スーパーカブ90カスタム】
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です。
では…
①スーパーカブはどうして誕生したのか?
②なぜ人はスーパーカブに乗るのか?
③なぜ今スーパーカブが人気なのか?
を、紐解いて…いきません(笑)
誕生秘話は調べたらすぐわかります。
なぜ乗るのかは人それぞれの事情です。
なぜ今人気なのかのルーツはアニメ等の影響もあるでしょうし、歴史が古くて調べようにも目が回りそうなのでやめました(笑)
じゃぁなんなん?って話ですが、僕がこれを書こうと思ったのは先日行われた奈良カブミーティングに参加したので書いてみようと思い立ったわけです。
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スーパーカブと僕
まずカブと僕の出会いですが、物心ついた時確実にあったのは
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スーパーカブ50カスタムです。
おばあちゃんが野良仕事に乗ってたカブです。
後にツレのところに無料でドナドナされました。
もったいない事したなぁ…。
もう一台玄関の中に入ってたのが恐らく…
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丸いテールランプが印象的だった事くらいしか覚えてないので、これらではない可能性はありますが、多分これ!
今これが家にあればウハウハな代物ですが、ネットやヤフオク探してもなかなか見つからないので、自分が所有することは多分ないでしょう。
このように昔の田舎では、十中八九一家に一台カブな環境であったのです。
実際家の周りのお家にも夫婦で一台ずつカブ乗ってるお家もありましたし、毎朝歯磨きをするような感覚で、当たり前の乗り物であったと思われます。
上記の②の回答にあたるところでしょうか?
しかし昨今のカブ事情はと言いますと…
僕がカブを手にするまで時間がかかりました。
理由は、ほんの20年前まで溢れかえってたカブ(鉄カブ)が軒並み貿易で海外に出されているからのようです。
年老いて乗ることができなくなり、邪魔やけど処分するのがめんどう、どうしていいのかわからない…タイミングで、回収業車が1〜3万円程渡して回収するのです。
ランクルやハイエースのように丈夫で整備しやすいのが、海外ウケがいい理由と思われます。
そこに来てカブブーム!
ますます鉄カブの価格は高騰し、良質なタマも激減、手に入れにくくなるスパイラルです。
ようやく本題らしい本題に入ります。
なぜ僕がカブを手にしたかったのか?
僕の場合はブームは一切関係ありません。
カブ主になっても言えることですが、遅いしスタイルはお世辞にもカッコよくない。
昔のイメージからいくと、ザ・ビジネスバイクですしね。なのに頭の片隅にはTW買う頃からカブがありました。
TWからの乗り換えを決意させた決定打は
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はい、超人気ローカル番組の
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この企画、原付東日本縦断
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を昨年ネットで見た事で、カブ所有したい欲が出たのです(笑)
去年見たのです!
欲と共に、どうでしょうファンになり…
相当遅咲きのファンとなりました。
会社の後輩達はあまりテレビを見ないといいますが、テレビと演者の影響は偉大ですね。
見たおかげで、一バイク乗りが愛でていたバイクを手放してまで購入させるのですから(笑)
話が脱線気味ですが、本当は丸目50を買ってこそ真のファンなのでしょう。
ですが、今更一種買っていろんなしがらみを被るのは楽しめない…。
50買ってボアアップして…のトータルコストと、最初から90でイジるより末長く乗れるよう維持る方に振りたかったので丸目90狙いで探し続けてもらったのですが、ブームと貿易の影響をモロに受けてしまってたのです。
待てど暮らせど見つからなかったところに、ようやく「見つかりましたよ!」の入電。
貿易と言う片道切符の旅の途中で途中下車し、僕の手元にやってきたのか我が愛車90カスタムというわけです。
またうちに来るカブはカスタムかい!
これはもう縁なんやろな!
と丸目はきっぱり諦め、現車見ずに買ってしまいました(笑)
と、ここまでが前編、スーパーカブと僕のルーツです。