Harmony
Mrs.GREEN APPLE on Harmony
全10回の定期公演、幕を閉じました。
私はありがたいことに3回行かせていただき、
10月6日(7階上手側最前列)
10月10日(7階上手側23列目)
7レベルのS席での鑑賞。
10月31日は3階SS席の機材席の後ろの上手と下手どちら寄りでもなく本当にど真ん中の席。何度ももっくんが私の正面に来てくれたように感じたそんな素敵な席で楽しませていただきました。
参戦した3日間が入り混ざったライブレポ(抜粋)と個人的な感想になります。
Magic
オープニングに相応しいブロードウェイ・ミュージカルで流れていそうな音楽が鳴り響く。一気にミセスの音楽に誘われた。初日からずっとオープニングに感動させられっぱなし。
ひろぱと涼ちゃんが中央の扉から入場。
前奏の旋律は弦楽器が奏でる。ひろぱと涼ちゃんだけじゃなくて弦楽器の人も跳んでたり二家本さんも手を上げてノリノリなのが可愛かった。
もっくんはバルコニー席から登場。
「ヘーイ✌」
Hag
私の中でHagの涼ちゃんが印象が強い。
これを書くにあたり撮影した動画を探すも3回も行ってるのに何故かこの曲だけ録画をしていない痛恨のミス。運良く一緒に行ったお友達が撮ってくれていた。
「わぁ…涼ちゃん。」
前奏のメロディーを奏でる涼ちゃんのフルートが綺麗で美しくて心の声が漏れていて動画に収められていた。
どこの部分か忘れてしまったがそれがHagだったということは覚えている。たまたま双眼鏡で涼ちゃんに視線を向けたら、涼ちゃんが自分の演奏してないところでもっくんの方を優しい眼差しで見つめていたのが印象深い。どんな気持ちで聴いていたのだろうか。
ライラック
最初のギターのテクニカルなフレーズを管弦ピアノで弾くアレンジがとてもかっこ良かった。
“されどBy my side”
からのアリーナの皆様のペンライト振り具合が前の人の頭を殴りそうな勢いだった。想像の5倍くらい激しい。それほど楽しかった。私も全力でペンライト振ったもん。
“不完全な思いも…愛してみる”
“あの頃の青を覚えていようぜ…愛せてる”
もっくんがセイ!って言ってくれてミセスとJAM'Sで大合唱した部分。7レベルにいてもJAM'Sの歌声がかなり聴こえてきて感慨深くなった。たくさんの人に愛されている曲だということを肌で感じた。
私がミセスと初めて出会った日は4月にKアリーナで行われたThe Performance。ライラックのリリース日でMステの収録が入っていた。その日はWithU(NiziUのファン)として行ったが約半年経った日にJAM'SとしてKアリーナで聴くことができて嬉しかった。
ア・プリオリ
個人的に31日のアレンジが凄すぎて言葉を失った。圧巻のパフォーマンス。
歌というより魂の叫びのように聞こえて、普段誰にも見せず隠している心の奥に閉まってある何かが口から飛び出してきたように私は見えた。貴方の表現力に圧倒されて鬼の形相でみていたかもしれない。
ひろぱがギターを掲げギターの最後の音からDearにバトンは繋がれて涼ちゃんの奏でるE♭が聞こえてくる。
もっくんの少し高めの可愛らしい声で
「楽しんでますか、Harmony☺️」
(切り替え凄。可愛い声ずるいて。)
セッション
6日ひろぱ
10日涼ちゃん
31日ひろぱ
ひろぱからスタートの時はガンガンのギターロックで全体的に格好いい感じのセッションだったなという印象。10日の涼ちゃんスタートの時はテンポも落ち着いてて拍手して聴きたくなるようなセッション。両日とももっくんのスキャットはかっこよかったな。
涼ちゃんもひろぱも自分の演奏が終わったら次に演奏して欲しい人のところに走っていって「次は貴方ね!」と合図を出しに行くのがとても微笑ましくて、涼ちゃんは髪型も相まってワンコみたいだった。
どの日も同じセッションはなく、その日限定の音楽で世界に一つだけのセッション。ある程度の枠組みは決まってるだろうけどアドリブであんなに素敵な音楽になるんだな。楽器で会話をしてるような感じに聞こえて凄く楽しかった。
クダリ
恥ずかしながら今回のHarmonyで
初めてしっかり聴いた曲。
この歌詞が凄く刺さる。
自己犠牲にしがちな私には共感でしかなく、胸が少し苦しくなる。
最後のワンフレーズ前にクダリのくだりがあるのだけど私のお気に入りは、10日の年齢をサバ読む涼ちゃんと、ツボにはまってなかなか歌えないもっくん。31日のもっくんに入るタイミングの合図を意地悪されてうまく入れずプリプリ怒るひろぱと、もとぱの輪に入りたくてワンコのような眼差しで見つめる涼ちゃん。
最後のワンフレーズを歌うもっくんの眼差しがとても優しかったという印象。6日は涼ちゃんを長めに見て歌っていて、10日と31日も合図を出すためにひろぱを多く見てたかなと思ったけど最後は涼ちゃんのことも優しい眼差しで見つめてた。言葉では表しきれない3人だけの温かな空気がステージの上に漂っていて幸せな気持ちになった。
StaRt
ぬましょうさんからのティンパニロールから始まる。私の初日参戦の6日はもっくんが歌い始めるまでなんの曲かまったく分からなかった。
“やっとこさ幕開けだ”
ここでStaRtだということを理解する私。
デビュー曲を披露すると思ってなかった。
やりたかったお手を拝借!で手を叩くこと、「ナニヶ原!」を叫ぶ夢が叶った。
間奏の弦楽器の細かいリズムに合わせて
音ハメをして踊るもっくんが可愛かった。
デビュー曲にして初心を忘れずにいよう、幸せと思える貴重な時間をどれだけ過ごせるかは微々たるものでも愛に気づけるか、気づけないならスタートに戻ろうと歌っている。
ミセスがデビューしたのは大森元貴が18歳の頃。18歳でこんなこと歌える?と、この曲を聴く度に頭を抱える。
StaRtの次の曲は“なるようになる”と歌う。
まるで人生を歌っているようで、ものすごいセトリだなと思う。
ケセラセラ
ケセラセラ始まる前にMCまでとは言わないけど、叫ぶJAM'Sに
もっくん:「なになに?👂」
JAM'S :「(ガヤガヤ)」
もっくん:「ハッピーハロウィーン!!」
JAM'S :「イエーイ」
もっくん:「やば。なんだ今の。なんだ今の怖。イエー✊️とか言われたし。」(31日ver.)
-2度のアレンジバージョン。
鼻歌から始まる。いつもインスタライブで聴こえてくるのと同じだ!と1人で感動してた。(そりゃそう)31日は鼻歌しながら縦眉という特別なものが見れた。何回かやるうちの最後は自分でも笑ってしまう可愛いもっくん。そして一瞬で真顔になりフィンガースナップを4回鳴らし歌が始まる。
私が今まで行かせてもらったライブで必ず聴くことができている曲。大好きという言葉では表現しきれない殿堂入りとなっているお気に入りの曲。この曲に幾度なく助けられ支えられたか分からない。
この部分から最後まで皆で歌う瞬間に幸せを感じる。1人で歌ったり、日頃聴いてる時には感じないのだけど、ライブで皆で最後歌うと祝福されているように感じる。ミセスとJAM'Sが奏でるあの時間はなんて素敵なんだろう。
They are
もっくんと涼ちゃんのアンサンブルに魅了される。長めの間を歌うもっくんに完璧に合わせる涼ちゃん。癖とか息遣いとか完璧に把握してるんだろうな。
目を閉じて歌って一回下を向いて微笑んでから会場全体を見渡す仕草がなんとも儚く美しかった。なんて貴方は繊細な人なのだろうか。
コロンブス
ゼンジンの時も最初のフレーズで歓声が上がっていたけれど今回のHarmonyも歓声が上がっていた。つい先日、累積再生回数1億回突破したね。20作品目の1億回再生おめでとう。
31日の日にもっくんが涼ちゃんに歌いながら頭を下げて涼ちゃんも頭を下げる。パフォーマンスに過ぎないのかもしれないけど2人のこの瞬間も人柄に触れたような気がした。
今回のライブアレンジがかなり大好き。ラテン楽器が曲の感じと合うと思うので、また次以降のライブで披露してくれるのであればぜひ同じアレンジをしてほしいと思うくらい凄く素敵だった。原曲に入ってたのではないかと思うくらい私にはしっくり来た。
Harmonyで披露したコロンブスは私が一番観たかった景色だったかもしれない。ゼンジンで披露してくれた時は色々な感情が入り交じって純粋に楽しい!と思えなかったのだけど、JAM'Sの皆が笑顔でペンライトを振ったり横に揺れながら一緒に歌ったり、思い思いに楽しんでるのを客席から観ることができたので凄く嬉しくて温かな気持ちになった。幸せだったな。私が感じた温かさがミセスの皆にも届いているといいな。
Part of me
この曲を聴くのに勇気が必要な人は私だけではないはず。私の中で勝手に神格化されていた曲で生で聴くのは難しいと思っていた曲。
10月21日のミセスLOCKSの中でもUtopiaで披露したPart of meについてや制作についてお話をされているので気になる方は是非目を通していただければと思います。
初めて大森元貴と出逢ってまだファンではない時、違う曲だけれども儚くて消えてしまいそうと思ったことがある。今も変わらずに思ってしまう私がいる。メンバーでさえ召されてしまうと泣いてしまうくらいだから、この曲の持つエネルギーともっくんの表現力は凄いんだな。
norn
Part of meに続く曲はなんなんだろう。色々予測はできるけど難しいよなと思考を巡らせていたらnornが始まった。
私はPart of meからnornのセトリがとても気に入っている。
涼ちゃんは上手側に移動してソファーに腰掛け、ひろぱの隣でアコーディオンを奏でる。もっくんはキーボード前あたりにあるイスに座って弾き語る。(31日ver.)前奏でりょつぱがアイコンタクトして頷くところがとても素敵だった。
スクリーンに映されるお花。2番になると絵本を捲るように景色が変わり、羊がいて奥にはおうちが見える自然豊かな田舎の風景の絵が映し出される。聴き馴染みのないスウェーデン語だからこそ情景が浮かびやすくてとても良かった。(個人的にnornのスクリーンの絵が大好きで参戦した2日間7レベルから観て、下の階で正面から観たい!の夢が31日に叶い、見出しもnornの写真になったという小話。)
Feeling
この曲がはじまったということは楽しい時間も終わりという合図。
The White Loungeで披露したFeelingでのダンスの一部を間奏部で踊ってくれたのが嬉しかった。
最後たくさん皆で歌って、何度も何度も「セイ!」って言ってくれるから出来ることならずっと貴方たちと一緒に歌っていたかった。
私が参戦したこれまでの2日間と31日のお辞儀の時間を比べたら約2倍強だった。お辞儀しているあの時間は何を思っているのだろう。
割れんばかりの拍手とありがとうという言葉を
たくさん受け取ってくれてたら嬉しいな。
ミセスは愛されている。
10月31日のライブ後の深夜、
Bubbleで大森元貴が言った言葉。
華やかに煌びやかにステージで音楽を届けるその裏には数えきれない数の孤独があることを思うと、より一層大切に受け取らなきゃなって思う。
「愛してるよHarmony」
私が2回目に参戦できた10/10に聞けた言葉。
そう思っていてくれてるなら相思相愛なのかもしれない。ライブってあまりに美しくて儚い時間。こんな時間がずっと続けばいいのに。
ライブに参戦した思い出とミセスの音楽の力に抱きしめられている感覚が強くある。とても大きなものに包まれているようなそんな感覚。そう歌ってくれたから奏でてくれたから私は生きようって思える。