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雑感:もっと政治家という仕事が立候補しやすく、またやめやすくなればいいな

選挙について思うのは落選した政治家はどうしているのだろうという事。政治を目指すという事は失業する事になるから経済的に不安定になるし、もし落選したらその後、仕事を見つけられるのかという不安も付きまとう。ましてや年齢の事を考えたら簡単にできる事ではない。以下は選挙コンサルタントの平河エリ氏のツイート


自分が見たイギリスの政治家の落選後の人生についても以下の事が書かれていた。
・落選後の心理的疲労
・政治的偏見から雇用主に拒否される
・他の仕事を見つかられなかったから自分でビジネスを始める
・元国会議員の48パーセントは有給・無給からなるポートフォリオキャリアを築いていた。つまり図書館、学校、赤十字、老人ホーム、地元消防局などのボランティア活動も含まれていた。
・女性の回答者だと議員時代が生涯収入のピークだと述べた
・ほとんどの議員がもう一回やりなおせるなら政治家を選ばないと答えた。

もうこれらを見たら、受かる見込みのある人以外は政治家を志すべきじゃないんじゃないか、と思ってしまう。あまりにも経済的なリスクが大きすぎる。ただ多くのバックグラウンドの人が政治に参加したほうがより民主主義にとってはいいのは当たり前でじゃあどうするか、である。

・すぐにできないが、日本型雇用のような若い時に雇用の機会が集中している社会ではなく、ジョブ型雇用が基本になればいいなと思う。そうすれば退職後も再就職できるかも。
・上記に書かれているような落選後の精神的または金銭的なケアが必要だろうと思う。

※裏金問題で騒がれている事も踏まえて、在職中には政治活動のお金を上げると同時に透明化すればいいと思う。また政治家の給料をもっとあげればいいだろう。

とにかく政治家という仕事にちゃんとやりがいだけでなく金銭的なメリットがあり、かつ立候補しやすく辞めやすくならないと政治家になりたいという人は増えそうにないだろう。

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