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キャリコン合格までの道のりとおすすめツール。そしてこれからのこと
キャリアコンサルタント、無事合格しました。
思えば、キャリコンってなに?から情報収集し始めたのが1年前。
長かったけれど、オンライン授業受けて、通学して、毎日勉強して…
充実した1年でした。
今後キャリコンを目指す方や試験に臨まれる方向けに、試験対策について共有しておきます。
後半は、これからの私について、ごにょごにょ綴っていますのでもし興味があれば程度で。
それでは、いってみましょう。
キャリコン試験までにやってたこと
キャリコン試験までの勉強はこんな感じでした。
夏のはじめ
養成講座終了。なんとか修了試験を突破。
試験3か月半前
勉強開始。キャリコン秒トレアプリをダウンロード。試験日まで毎日20問やる。
※秒トレは買い切り有料ですが、めっちゃ使えます。
移動時間にちょこっと、疲れたときも寝ころびながら。
いつでもどこでも勉強できました。
今回の試験対策で一番お世話になったかも。
ちなみに秒トレは、統計や公的資料が更新されると最新のものに問題もアップデートされます。素晴らしい。
試験まで3か月
まずは理論家を1枚のA3の紙にまとめる。
1理論家につき、1行100字ぐらいにまとめた。
それを冷蔵庫に貼って前を通るたびにザっとみる。
試験前2か月半
説明の部分を隠して、口頭で答えられるようになるまで特訓。
試験前2か月とすこし
養成講座のテキストは網羅されているけれど、勉強しづらい。
そこで「キャリア教科書 国家資格キャリアコンサルタント学科試験 テキスト&問題集 」を買って眺める。
※テキストは色々ありますが、みん合がシンプルかつまとまっていて使いやすかったです。
試験2か月前
みん合を赤シートで隠しながらぶつぶつ呟く。
苦手な分野(労働市場と法律あたり)が分かってきたので、重点的に繰り返す。かつ7割取れれば良いので、どこまで仕上げるべきかを見極める。
試験まで1か月半
2回正解したところはチェックしクローズ。
間違えたところだけスキマ時間で何度もやり直し。
試験まで1か月とすこし
ロープレ練習にもちょこちょこ参加。論述の問題を眺めて「こんな感じか~」とイメトレ。
「キャリア教科書 国家資格キャリアコンサルタント学科試験 合格問題集」を買って1週間に2セットやる。間違えたところは、ノートにまとめる。
※問題集買って損はありません。試験前日の直前まで愛用していました。
試験まであと1か月
キャリコンの本を読みまくる(キャリアコンサルティング理論と実際、マイクロカウンセリング技法、キャリアの心理学)
※試験勉強からちょっと距離を置きたかった時期。
ロープレもちょっとこなれすぎてきて(なんかポイント取りにいってる感あるな)と感じたので、一旦理論を眺めてみようと思った。
読んだ本の中で「心理学に学ぶ鏡の傾聴」のジェンドリンのフォーカシングにピンときて「私のベースはこれかも」と思えた。(ちなみジェンドリンはマイナーな理論家なのに、学科試験にたまた出題されて運命を感じた)
試験3週間前
論述過去問やりまくる。過去問×4、講座で配られたもの×2
普段パソコンに頼りまくっているので、手書きが苦手。
指が痛い。漢字が思ったより書けない。時間がない。
試験2週間前
学科過去問やりまくる。初見では絶対解けない!みたいな捨て問もちょっと分析。コワーキングに毎日こもる。
試験1週間前
厚労省や経産省の統計を見る。みん合のサイトがとっても見やすくて印刷。どこにいくもの持ち歩いて5分でも時間があれば眺めていた。
ロープレも仕上げ。
前向きな気持ちで実技に臨みたかったから、ざっくりとながれだけ確認し、上手くできた段階で止めた。
こんな感じでした。
最後の2週間は、仕事の繁忙期とかさなって一番しんどかった。土日も勉強か仕事してました。
でも、知識と知識が繋がっていく感覚があって、問題を解くとわくわくしたし、論述もロープレもだんだんと、手ごたえあるかもと思えたので充実していました。
当日の所感はxでこんな感じでつぶやいていました。
キャリコン試験振り返り
— まこまこ|転職&金融ワーママライター (@makomako_job) November 4, 2024
全体
・人多い!年々受験者増えてるのかな?
・年齢層はかはり幅広い
・筆記なのでリラックスウェアな人多し
・試験部屋は100人ぐらいの広いところと20人ぐらいの狭いところがある
・学科→論述までの時間が手持無沙汰すぎる
・会場によるけど待機場所が激狭で身動きがとれない
キャリコンを取ったこの先どうするのか
資格は取った。
この先どうしようか。
とりあえずライターの仕事は好きなので、続けたい。
だけど、AIに代替えされる作業が増えつつあるし、競合もそれなりに多い。
SEOだって、いつどうなるのか断定できない。
ライター1本で突き抜けるには、スキルも経験も十分ではない。
だから、キャリコンと両立ができないかと考えています。
それぞれの経験が相互し合って、よい仕事ができるといいな。
そのための最初の一歩として
先日キャリア支援団体の面接を受けてきました。
だけど、手ごたえなかったです。
社会に出て面接ってそこそこ数をこなしてきたのに、「あぁこりゃだめだ…」
ってなってしまうのは、なぜなんでしょう。
今回の面接で実感したのは
私は「遠い未来のことを質問されると上手く答えられない」ということ。
5年後どうなっていたいか?
最終的にどんなキャリアを歩みたいか?
そのためのマイルストーンは?
なんて聞かれると、急にまごまごしてしまう。
思えば、過去の話ばかりをしてきた面接が多かった。
これまでの経験、培ってきたスキル。
仕事で工夫したこと、大変だったこと。
そのうえでどんな価値提供ができるか。
こういったことを話すのは得意。
でも「自分軸」で「これからどうしたいか」ずっと先の未来を問われると正直よく分からない。
昔は「こうなりたい」があったのかもしれない。
新卒就活のときも、壮大なキャリアプランを語っていた気がする。
だけど、第一希望の部署に配属されなかった。
毎年異動願いを出しても、現部署が人手不足だからと言う理由で残留することになった。
転勤族になってどんなに楽しく働いていても、急に仕事を辞めて引っ越しするようになった。
そんな感じでキャリアというものは計画通りにいかない、自分の意志だけではどうにもならないって刷り込みがどうしてもある。
だから、何年も先のことをガチっと決めてしまうとしんどくなる。
高らかに語って、実現できなかったときにがっかりしてしまう。
こんな風に学習していった気がする。
でも、キャリアコンサルティングって、過去と現在と未来を見ていくもの。
未来の話は、必ず必要だって頭ではわかっていたはずなのに。
合格して、実技もやってきてできたつもりだったけれど、自分自身のキャリアコンサルができていなかった。
まず、ここからやらないといけないよね。
そう思うと、自分自身の抜け落ちている部分をしっかり自覚できた実りある面接だった。
これからは、少しずつ自分の「これから」を考える練習をしてみようと思います。
最後までお読みいただきまして、ありがとうございました。
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