負けるからこそ、わかること
友人から、ひいきのプロ野球球団の「連敗脱出」を願い応援に行くと連絡があった。友人の熱烈応援ぶりを見ていると、無心に「連敗脱出」を後押ししたくなった。しかし、今日も負けたらしい。
勝負事は厳しい。私も学生時代の部活や、自分が応援する野球チーム、そして仕事でも数々の敗戦を経験し、何度も悔しい思いを経験してきた。勝てない時の悔しさは本当につらい。
しかし、負けることは、何かを気づかせてくれるチャンスなのかもしれない。プレーする人も応援する人たちも、何かを気づくチャンスなのかもしれない。
全国各地で高校野球地方予選の熱戦も始まった。頂点を極めるのは1チームだけという厳しい現実は圧倒的多数の敗者がいるからこそ成り立つ。
「負けるからこそ、わかること」--そんな、何かをつかめるチャンスは勝利以上に貴重な経験だと思う。