仏勉人好のフランス留学準備。行きたい大学院課程を見つける編。
ボンジュール。
ジェーム ル カフェ。
僕はふつべんひとよし。フランス大学院へ正規留学を志す20代だ。
僕の出願はもうすぐ終わる、、、はず。終わらせてくれないと困るぞ自分。
今回はどうやって行きたいコースを見つけたていったかご紹介するよ。
フランスへ正規留学しようとした場合、ざっくり二通りのパスがある。
1、フランスの大学院の教授に個人的にコンタクトをとり、入学許可をもらう
2,キャンパスフランスを通して、複数の大学院のコースに出願することで、合格をつかむ。
僕は2のパターンだ。出願が個人で完結する。
ちなみに、キャンパスフランスなに?という方は下のページで確認してね。
大学院のコースを見つけるために必要なもの3選
①自分が勉強したい学問分野
最初は大きな枠組みでいい。例えば、教育学とか。
②大学院課程を検索するためのサイト
院への進学を考えるフランス国内の人向けのサイトと、院への進学を考える外国人向けのサイトがある。
僕のように、キャンパスフランスを通して出願したいなら、圧倒的に後者がいい。
③情報をまとめるノートやアカウント
(僕はNotion派)
上から一つずつ確認していこう。
①自分が勉強したい学問分野をみつけること
声を大にしていいたい。
これを見つけられなければ、どんなに探しても迷うだけだよ。
それなのに誰も教えてくれない。苦しい。
あなたのことは分からないけど、僕はずっとそう感じていた。
同じ職場にいた、元英語教員の先生はそんな僕のざわつきを見抜いて、こう言った。
「苦しいけどね、ちゃんと向き合わなきゃだめだ」
では、ちゃんと向き合うとはどういうことか。
僕がお世話になったバイト先の社員さんの言葉から考えた。
「せっかく選んだんだから、どうしたら良くなるか、本気で考えるべきじゃない?」
本当に不甲斐ないんだけど、この言葉をもらったその時は、この意味について、そこまで真剣に捉えなかった。
でも、今になって、彼の言ったことが、どれだけ僕の状況を捉えたふさわしい言葉だったのかが分かった。
今選んでるものに向き合い、もっと良くなる方法を本気で考える。
これ僕の現時点での答えだ。
まあ、そんな自己啓発めいたこといわれたとこで、なんも変わらん。こちとら、そんなことわかっとんじゃいって方、ごもっともです。
そこで、もっと現実に持ち込んだやり方を提案させていただきます。
提案1,少年アニメを見る:進撃の巨人とか僕のヒーローアカデミアとか
アニメをみること。特に少年アニメ。
現時点でのおすすめは、「進撃の巨人」と「僕のヒーローアカデミア」かな。
おいおい、ふざけんなって。ただお前がアニメすきになっただけだろって声が聞こえてくる。
その通りです。アニメ好きの友人に強制されて見始めたら、はまっちゃった。
と、同時に、将来のキャリアに悩んでくすぶってた時期だっただけに、そういう目線で見たのでしょう。
胸を突き抜かれるような言葉がたくさんあった。
特に、僕みたいにちょっと怖がりな気質の人にはいいよ。
主人公たちの起きあがりこぶしの精神に、はっとさせられた。
アニメ見ない主義の人も、現状の打開策を見つけるって目的の下、ご覧になるのはいかがでしょうか。
提案2,捨てる、捨てる、捨てる
部屋、きれいですか?
今あなたの目の前にある、そのノート、その本、その紙くず、必要なものですか?ときめかないなら捨てましょう。(僕はこんまり先生のファンだ)
将来勉強したいことを見つけたかったら、部屋を片付けましょう。
「人は別れで成長する」とはよく言ったものだよ、ホント。
部屋のモノを捨てる感覚は、
進路に関するいらない思考と別れを告げるシミュレーションになるよ。
提案3,経験済みのものをもっかい始める。
とりあえず、今までやってたことをもう一回やってみよう。
僕は、日本語をもっかい教え始めた。
僕は、コンロと洗面台の掃除をもっかい始めた。
僕は、コラージュをもっかい始めた。
僕は、クッキー作りをもっかい始めた。
僕は、ガーデニングをもっかい始めた。
僕はまだまだ若造だから、この方法が合っていたと振り返ることはできない。これさえやれば、と断言することなんか到底できない。
でも、僕が苦しむ中で、ひとまず見つけた方法だ。やってみて、何も得られなかったら、僕のせいだと思ってくれ。
実はこの方法、出願に向いている点がひとつだけある。
それは一貫性を作りやすいことだ。
過去にやってました。改めてやったらこう思いました。その中であの能力が足りないと思いました。貴大学で勉強したいです。
軟弱でありきたりだけど、ひとまずひとつ道が見つかって安心できるだろ。
②大学院課程を検索するサイト
フランス国内にいる人ならこれ
Trouver mon master
日本にいる人ならこれ
Catalogue master
キャンパスフランスのものだ。
あとはひたすら調べよう。
コラム:僕のおすすめの調べ方
1,修士課程のおおまかな全体像をつかむ
まずは真ん中を選んでみよう。分野の全体像が確認できる。
フランスの修士課程は割と蛸壺化してる。この全体像をいち早くつかむことが重要だ。
2、いい感じの分野を見つけたら、いよいよどの大学にあるのかみていこう
上からみていたらきりがない。地域ごとに探すのが僕の好きなやり方だ。
3,大学をひとつづつみていこう
僕的ポイント1:公立大学を探す。
フランスでは私立大学の数が少ない。
私立大学は、大抵は大学名に「カトリック」の名称がはいる。
やはり学費が高くなりがちなので、僕はそもそもの選択肢から外した。
僕的ポイント2:ラベルがあるか
BIENVENUE EN FRANCEのラベルの有無を確認。なぜなら手続きのし易さが変わるからだ。
詳しいことは別記事で紹介している。
4,さらに大学の詳細を見ていこう
大抵、大学のHPのリンクがある。飛んでいけ。
僕の肌感覚だけど、希望する学部やコースに直接飛ぶことは多くない。
大学の全体のページに飛ぶ。
その場合は、" Formation" という単語を見つけられればこっちのもんだ。
あとは成り行きに任せよう。
学士か修士か博士か選んで、希望するコースを見つけるだけだ。
③情報をまとめるノートやアカウント
後々、志望理由書を書くときに必要になる情報だ。
まとめておくのが賢明だと思う。
僕は3つのやり方を試した。
・紙のノート
(↓これは再現)
・エクセル
・Notion
僕的おすすめ:Notion
理由:
・リンクの管理ができる。
・フォーマットをわざわざ作らなくていい。
・志望理由書を書くときに、同じページを使える。そのため、画面を移動しなくていいから楽。
終わりに
以上、大学院で希望するコースを見つけるために必要なものを3つ、お伝えした。
とはいえ、これは単なる手段であって、本当の中身は、あなたが実際にやりながら見つけていくしかない。
お互いがんばろう。