技術士 準備期間3カ月1発合格記(その2)”技術士二次試験 受験申込書”編
受験申込書作成
受験の決意をし、色々調べる中で、どうやら申込書はかなり重要だということに気づいたのですが、さて何をどう気を付けて書けば良いの??といった状態で4月を迎えてしまいました。申込書提出まであと3週間。。。
そこで、まず私が取り組んだのは、”技術士とは何か”をきちんと理解することでした。
当たり前ですが、技術士試験というのは、技術士としての資質の有無を見極める試験です。なので、技術士とは何か?どういった資質が求められているのか?を理解したうえで準備をするべきと考えたわけです。
例えるなら、目指すべきゴールを明確にして、最適なルートを見極めてから走り出すといった感じでしょうか。
で、技術士とは何かと調べた結果、
「慢心することなく、新しい技術動向を意識しながら研鑽を積み、真摯に公共の利益に貢献する技術者」
といった感じで大枠を理解しました。
単に”専門知識があれば良い”というわけではなく、”専門知識を公益に活かすマインドを持ち、研鑽を怠らない”という資質が重要なようであると。
ということで、申込書を書く際には、自分の経歴や技術力をアピールするだけではなく、いかに技術士のマインドを持ち、実行してきたかという点が伝わるように構成を考えて書きました。
その他、申込書を書く上で注意した点はたくさんあるので、別記事に書こうと思いますが、とにかく技術士とは何かといった点について自分なりに理解を深めたうえで準備をすることが重要だという話でした。
何事にも言えますが、目先のこと(申込書を作ったり、問題を解くという作業)に意識が集中しすぎて視野が狭くなると、本質(技術士に求められている資質は何か、試験官は自分のどういった資質を見極めようとしているのか)が見えづらくなります。
そして本質が理解できないと、目指すべきゴール地点が不明確になり、遠回りしたり、場合によってはゴールにたどり着けなかったりします。
ということで、技術士試験を受けられる方は、まず技術士とは何かを考え、自分なりにあるべき姿を思い描くことをお勧めします。