技術士 準備期間3カ月1発合格記(その1)”技術士受験を決意”編
受験のきっかけ
2009年に大企業に入社した私は、一生安泰モードで自己研鑽せず資格も取らず、淡々と日々の業務をこなす毎日を過ごしてました。ところが、2016年に突然自職場の閉鎖&異動の噂が出てきました。
ここで初めて今後の会社員生活に危機感を感じ、
「技術者としての市場価値を高めねば!会社の看板に頼らず自分の価値を示せるようにならねば!」と思い至った次第です。
入社7年目でやっと目が覚めた私は、技術力向上&技術力可視化に取り組もうと決意し、その手段としてとりあえず技術士取得を目標に掲げたわけです。
技術士試験を決意し、さっそくピンチに
技術士試験を決意したのが3月末のこと。
ところが、お恥ずかしながら技術士二次試験について予備知識はゼロでした。(技術士一次試験は入社直後に会社で受けさせられたので、二次試験からでOKでした。)
冗談抜きで、「試験ってマークシートじゃなくて筆記試験なの?面接もあるの??申込書4月提出!?時間ないやん!!」といった状態でした。
職場の先輩に聞くと、”苦節5年でまだ受かってないよ!”とか、”申込書はしっかり書かないと絶対受からないよ”とか、”申込書の書き方について社内講習があったけどもうとっくに終わったよ。。。”など先行き真っ暗なコメントばかり。
申込書なんて名前と住所書けば終わりと思っていた自分の甘さを痛感した4月初旬の話でした。
ちなみに、これから受験される方への参考として補足説明しますと、技術士二次試験の申込書には業務経歴票という項があります。
業務経歴を列記し、その中の1件について詳細説明するというものです。
筆記試験に合格した後の面接試験では、申込書に記載した業務経歴について、かなり深堀りして質問されます。
なので、申込書を適当に書くと、面接でかなり不利になってしまうというわけです。