人間観察inボウリング場
先日の夜、ボウリングに行った。
子どもの頃、何度かボウリングはやったことがあるのだが、その時は滑り台みたいなやつを使いながらだったので、しっかりやるのが2回目だった。
私はスポーツが本当に苦手だ。唯一何とかなるのは軟式野球くらい。
ボウリングもかなり苦戦し、2回目の今回でやっとスコアが100に達った。
才能がない物事が多すぎるなと感じてしまい、辛くなったけれども、楽しかった。
ここで、私の一つの癖を紹介する。
それは、人間観察である。
私はよく隣の人達の雰囲気をチラ見どころではないくらい見てしまうのだ。
人間観察は時に私に嫌な感情を与える。
例えば、クリスマスの日に隣のカップルが食事している様子を見たことがあるのだが、男が肘をついて食べていた。
私はマナーに気を配り、何とか女性にとって嫌な態度をとらないように努力をしているのだが、なんかその努力が踏みにじられた感じがした。
なんでこんな男に彼女できて、俺には彼女できねえんだよと嫉妬した。
しかし、今回のボウリングではそうとは断定できなかった。
よくわからない感情を与えられた。
隣にいたのは、10人くらいの女性グループであった。
まず気になったのは、すげえ写真を撮っていた。「あの目的はなんだ!?」ともやもやした。別にSNSに載せるほどでもなさそうだし、「思い出作りにしては陳腐すぎるだろ。」と感じたからである。
また、ワンプレーワンプレー歓声がすごかった。投げる度に
「きゃああああ!!!」って叫んでた。
「いや投げただけだろ。」と感じた。
まあかなりの頻度で歓声が上がっていたので、俺がいちいち楽しさを感じなくなってしまったのかもしれないと少し落胆気味になった。
一番気になったのは、特有の変なノリだ。ボウリングのプレー中に変わった流れみたいなものが確立されていた。面白いかと言われれば、そういうわけでもないけど、つまんないわけでもない。心の中で思ったのは「ほうほう」くらいだった。
高校の頃、変なノリに巻き込まれるのが大嫌いだったけれど、変なノリを俯瞰してみてみると、マジで何とも思わないことに気が付いた。
人間観察ってよくわからねえなと感じた日であったし、もう人間観察はしたくないけどしちゃうんだろうなと、私のムッツリ精神には抗えないなあと感じた一日であった。
最後に、あまりにも隣の女性たちが明るかったので、「裏でギスギスしているんじゃないか?」と不安になった。そうでないことを祈る。(笑)
久々の投稿になりました。文章がなかなかうまく書けないのですが、見てくださると幸いでございます。
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