『旅立ちと(:_;)…受入れ(^^)/… 時々…見学会(*´з`)』こんな日も、あるある🐌
11月17日㈮ 昼過ぎ… 酸素5L、既に体内酸素の値は計測できず。頭骨では微かに脈が触れる。
心拍は130越え、徐々に呼吸数も減り… 旅立ちの時が刻一刻と近づいている。
最後の力を振り絞って頑張っている、チャコさん。
小さな体で今日まで、一生懸命、痛みや苦痛と闘ってきた。お部屋には、息子さんご夫婦、娘さんご夫婦、そしてお孫さん達。
チャコさんの愛する家族が、彼女の最期の時を見守っている。
私たちとチャコさんとの歴史は、約6ヶ月前から始まった。
ねえ~チャコさん!覚えてる?ご入居当日のウエルカムフードは何がいいかと尋ねたら、チャコさんはこう言ったんだよ。『寿司も洋食も、そんな食べつけないものは要らないよ。何が食べたいかと聞かれたら、いつも食べなれている鮭の塩焼きと、ご飯と味噌汁でいい』そうだったね!チャコさん(*´▽`*)
いつもはホンの少ししか食べないというチャコさんが、この日はいっぱい食べてくれた!
ご家族のみなさんに囲まれて、『みんなで食べると美味しいね』と言って、嬉しそうに笑ってた。
そんなチャコさんが愛おしくて愛おしくて…。
あれから半年余り…。
小さな体に、クルクルかわいらしい瞳を輝かせ、いろんな話をして下さいました。特に、アレ!アレ!へそくりの極意<(`^´)>
周りに迷惑をかけまいと、自分でできることは一生懸命自分で頑張っていたチャコさん。
劇的に状態が良くなって、歩行訓練もしていたね。私はあの時、もしかしたら、もしかしたら、先生の診たてが違っていたんじゃないか?と本気で考えたよ。本当にそうなら良かったのにね。
11月17日同日 18時頃…
1階の看多機より、ご予約頂いていたお客様がご入居となった。肺がんを患い、昨日の往診でターミナルの診断をいただき、はるかへ。
ここ2~3日で急に状態が悪化したらしく、既に食事は摂れず、意思疎通もままならない。
酸素マスクを付けられ、意識がもうろうとなっている。
主治医の診断では、ここ数日とのこと。奥様と息子様が入れ替わり、付き添っている状態。
11月18日 1時過ぎ…
チャコさん、頑張っております!微かに…微かに…。
今夜は長女様だけ残られ、他のご家族は一旦ご自宅へ戻られるとのこと。
私たち(私と上長)も今夜は一旦帰宅。また明日の朝に出勤だ。
11月18日 9時過ぎ…
営業所に向かっている車中、チャコさんが旅立たれた報告が入る。
まもなく営業所に到着。チャコさんに御挨拶に行くと、ナント!チャコさんが笑ってくれている(*´▽`*)。
ものすごくイイ顔で、眠っておられる。その笑顔たるや、まさに天使のよう!
病気と闘いきった安堵と家族の皆さんへの感謝の気持ちなのだろう。一番イイ(*´▽`*)のチャコさんに、久しぶりにしゃくりあげて泣いてしまった…。
❝ありがとう❞という言葉で胸がいっぱい!
…しかし、悲しみにひたっている暇はなかった。
10時より、看護師さんの面接… 13時半~見学のお客様対応… 合間に、チャコさんや新規のお客様のご家族様10名分のお昼ご飯の準備。
結局、キッチンで、お蕎麦やいなりずしを準備している間に、見学のお客様が到着してしまい、カツオや昆布のだしの香りがプンプンするロビーでの、ご相談会となった。
出会いと別れの…混在する一日。そんな日も、ここ、はるかには珍しくない🌙