『あら嫌だ‼忘れたの?(。´・ω・)?明日の結婚記念日❤』
ここは仙台市太白区の秋保湯元にある、磊々峡(らいらいきょう)。
11月なのに気温24℃の本日は、お天気もほどほどに、絶好のお散歩日和。
我が家の(はるかの)小林 晃こと、小林パパの奥様のご要望により、パパと奥様、娘さんと私の4人で、紅葉を観ながら、お蕎麦を食べ、帰りに有名処の『おはぎ』を買って帰るプランで外出。(もちろん、私は運転手)
帽子を深くかぶり、少々緊張気味のパパを車椅子に乗せ、紅葉狩り。
ここ磊々峡は、『恋人の聖地』として知られており、自然にできたとされている、ハート型に削られた岩がある。
丁度、橋の上から下を見下ろしたときに、これがまた!かわいく見える(^_-)-☆
『どれどれ、お二人で写真を撮るから並んで!』と言うと、奥様が語り始めた。
『おじいちゃん!明日は何の日か知ってる?』
『えっ!忘れたの?… そうよね~もう何十年前のことだしね!60年以上も過ぎてるわよね!』
???… なんと!明日11月3日は、お二人の結婚記念日だったのです❤だから、
どうしても今日は一緒に、外出したかったらしい。
昔は良く二人で紅葉狩りに来ていた、この秋保渓谷磊々峡に、どうしてもまた二人で来たかったのだと、奥様は言う。
娘さんにもナイショにしていたサプライズ外出!一瞬にしてそこにいた、みんなが幸せモード全開となった。
磊々峡のハートの岩を二人で一緒に見ると、その二人は幸せになるという、言い伝えがある。
『どうか、お二人がこの先もお幸せでありますように…』祈らずにはいられない、私だった。
2023年11月2日の紅葉狩りは、私にとっても最高の紅葉狩りとなった
(*´▽`*)❤
小林パパ95才( ˘ω˘) 奥様90才(*’ω’*)
お互いに労わり合い、声を掛け合い、そして笑顔で目くばせをする、お二人にしかわからない、なんとも柔らかな合図。
何十年ぶりで手をつないだと、嬉しそうに語るは、奥様(*´▽`*)
お二人は、お見合いなのかと尋ねると、『うーん、そんなようなものかな!』と奥様。
『頑固で、頑固で、言ったら聞かない人だったけど… 短足だけど((笑))、でもね、ほっとけないのよね~。』と奥様。
お二人の長い人生の物語を、今度ゆっくりと聴いてみたいと心から思った。
腰が曲がり、足腰が不自由になり、病を患い…それでも夫婦は、
ずーっと一緒。
『爺さんや~、婆さんや~』と、そう呼び合えるまで、
私は大丈夫かな???
奥様のような、優しい婆さんになれるのだろうか?既に毎年、結婚記念日を忘れて、夫をガッカリさせているダメダメ奥さんの私には、「不安?」しか残らない(笑)
我が、はるかには、人生のお手本となって下さる大先輩たちに、たくさんご入居いただいている。
だからこそ、お客様皆さまの『人生の物語』を、ゆっくりと傾聴させていただきながら、私たちなりの、私たちにしか語れない『はるか・人生の物語』を、しっかりと紡いでいきたい。
本日のおまけ:素敵な川柳を見つけたので、ご紹介しますね!
『喜びも、涙もシェアする いい夫婦』(2022年度いい夫婦川柳コンテスト入選作品)
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