あの人といると事件が起きる? 【オヤジの観察 #14】
ある人物と一緒にいると、不思議なほどトラブルに遭遇するという経験をお持ちであろうか?
ただし、その人物にまったく悪意はなく、トラブルが発生したことすら認識していないこともある。
なんらかの事件が発生する、
奇妙な出来事が起きる、
災いが降りかかる
・・・🙄
難のはなしですか?
以前の職場で、ある同僚(F)と行動を共にすると、よくトラブルに遭遇した。
その時々は、トラブル対応に追われて、他のことを考える余裕がなかったが、後々、振り返って見ると、出張をはじめ、Fと一緒のときに集中的に発生している。
大阪人のFはとても頭が切れて、万事にそつがなく用心深い知性派。
神経質な面はあるが、常に冷静沈着、勝気で何事にも動じることはない。
一方、一五オヤジはどこか抜けてて脇が甘い体力勝負派。
ガラスのハートでへこみやすく、常に他人の顔色を伺う小心者。
この対局にある二人が行動を共にする機会に事件が多く発生している。
・・・ふと思う🤔
隙のないFを避けて、ボンヤリ隙だらけのオヤジが標的とされるのか?
勝気で不動心のFを避けて、繊細で気が弱そうなオヤジに目が向けられるのか?
Fの無意識の防衛本能が身を守り、その余波の影響を受けるのか?
・・・そんな、こんなが要因ということはないのかな🤔?
いや、いや、ただの偶然、行き過ぎたオヤジの被害妄想か🤔?
それにしても、いろいろあった。
軽難レベルから、重難レベルまで、
久しぶりにいくつかの出来事を思い起こしてみた。
難のはなしですか?
中難事件
ウンチ踏んづけ事件
提携企業との打ち合わせで鹿児島へ1泊2日の出張、
初日は夕刻に到着し、相手先関係者と懇親ディナーを楽しむ。
地元の山海の幸に舌鼓、お酒にいやしいオヤジは飲みだすと制御が利かない。
すっかり出来上がってディナーを満喫、翌朝はワゴン車が手配されている。
二日酔いで迎えた翌朝、Fと朝食を取っているとワゴン車が迎えに来た。
朝食を終えると、Fが、「トイレするから先に乗っててください」と言う。
裏の駐車場に出ると、ワゴンのスライド扉は既に開いていて、運転手が愛想よく乗車を促している。
ぼんやり二日酔いで乗り込もうとした瞬間、
グニャ、足裏が何かを踏んづけたような嫌な感触を覚えた😲。
足元をみると、551の肉まんよりも大きなウンチにクツがめり込んでいた😱。
「ワォォーーーッ」
瞬時に吹き飛ぶ二日酔い、大きな絶叫をあげると、運転手もあまりに悲惨な光景に慌てている。
「アー、すいません。こんなところに車を停めて、ウンチに気が付いてはいたんですけど、まさか、踏むとは思わなかったもので」
そ、そう言われても、
こちとらぼんやり二日酔い、
街中ホテルの駐車場のど真ん中にでっかいウンチなんて想像だにしない、
気が付くわけないよね😭。
それにしてもステップの真下、まさに踏んでくださいと言わんばかりの位置。
しかも、フレッシュでその臭いがツンとして強烈だった🤮。
少し経って、Fがやってきた。
「こんなでっかいの、よう踏みますな~😆」
いつもの落ち着いた口調が小憎らしい。
Fが先に出てれば、オヤジの悲劇は起こりえなかった。
この人、何か無意識の防衛本能を持っているのかな🤔?
トイレに行って、クツにこびり付いたウンチを洗い流してワゴンに戻るとFに言われた。
「一五さん、そばに寄らんといてください。」
難のはなしですか?
重難事件
印象に残っているのは、盗難被害と幽霊遭遇?の2つの事件。
いずれも、社内でちょっとしたニュースとなって、しばらくの間、飲み会の酒の肴に重宝された。
盗難事件
「一五さん、せっかくだからパリで遊んでいきませんか?」
「いいね、いいね~😁」
海外出張のスケジュール計画、Fからの甘美な誘惑に二つ返事で同意していた。
前泊でパリ観光を楽しんだ後、イギリスに渡り3日間のミーティングに参加するという旅程。
魅惑のパリ、花の都、シャンゼリゼ、気合も入ろうかというものだ。
スーツケースを電子ロック式に買い替え、シャツ、ズボンから下着に至るまで新しく準備した。
夕刻にパリ到着、空港で現金3万円を両替、残り7万円をパスポート、航空券などが入っている二つ折のトラベルケースに移し替えて、肩掛けビジネスバッグのポケットに入れた。
ポケットはバッグの外側でマジックテープ留め、その位置と接着力に一抹の不安を感じながらも、頭の中は夜のシャンゼリゼ、キャバレーへの逸る期待が先立ち、バッグを掛け替えてポケットを体側に持ってくるわずかひと手間をかける余裕がなかった。
移動手段は地下鉄、人混みの中、駅のホームでマップを広げて、Fと行先を確認するため見慣れぬ路線マップに集中していた。
電車がホームに入ってきて、畳んだマップをビジネスバッグに入れようとしたとき、パカッと開いたポケットが目に入った😨。
スッと血の気が引いて、震える手をポケットに突っ込んだが、すでにトラベルケースは消えていた😱。
「ないっ、ケースがないっ😱」
間接の力が抜けるような喪失感、キャバレーへの期待は瞬時に吹き飛んでいた。
オヤジの声に驚いて、Fは心配げにオヤジの様子を伺っている。
「なんか、盗られたんですか😧?」
「ここに(バッグのポケット)入れてたトラベルケースを盗られた、パスポートも航空券も一緒に😭。」
「ほんなとこ入れたらあかんでしょ、盗んでくださいゆうてるようなもんや😩」
Fはあきれた表情で、憮然としている。
駅のポリスに盗難を伝えたが、盗難証明を作ってくれただけ、「返ってくる見込みはないので期待しないで」と冷たくあしらわれた。
たかが盗難、パリでは日常茶飯事、その程度の事件にかまっている余裕はない。
横にいたスイス人も盗難に遭ったのか?声を荒げて、治安の悪さをののしりまくっていた。
うっぷん晴らしなのか? オヤジにまで同意を求めてくるその気持ちが痛いほどよくわかる。
結局、地下鉄をやめて、タクシーでホテルに移動した。
パリの街中は東京に負けず劣らず渋滞の極み、動かぬ車にドライバーがハンドルをバンバンたたいて怒っている。
盗難、ポリスの対応やドライバーの行動、負の連鎖が窓越しに見える花の都を霞ませる。
一方、頭の中では、パスポートなど今後の対応や、高い経費を使ってミーティングに参加できない申し訳なさ、恥ずかしさなどいろんなことが駆け巡っている。
トラブルと渋滞で予定より2時間遅れでホテルに到着。
部屋に入り荷物を降ろして、スーツケースを開けようとして青ざめた😨。
キーがない、電子キーが😱
大事なものをすべて、トラベルケースにまとめていた。
パスポート、航空券、免許証、現金、加えて電子キーを二つとも。
錠の周りをあちこちいじくってみるが、最新のスーツケース、開く可能性はつゆほども感じられない。
喪失感に加えて絶望感… 虚脱状態でいるところにFがきた。
「一五さん、そろそろ街にでましょうよ。 キャバレー楽しみやな~」
あなたねぇーーーー・・・😤
『パリで遊びませんか?』
・・・あなたがそんな甘美な誘惑さえしなければ😢、
まともに書いたら端折ってもキリがない、以降は一部の要約。
つまらんボヤキですから。
二人乗るのがやっとのエレベーター、動き出したらガタガタガタ、故障停止でFと密室密着20分、なんでやねん😣。
シャンゼリゼのレストラン、Fが「ハーイ」と注文したら、生ガキのオンパレード、少しでいいのに・・・🥺。
は~るばる来たぜキャバレー♬、さ~かまく難を乗り越えて~♪ 明るく振舞ってもカラ元気、こんな気分で行くとこじゃないよね😮💨。
Fは一足先にイギリスへ、オヤジはパスポートの再発行でパリに留まる。着替えのシャツと下着を2セット買って、街をブラブラ一人歩き、目につくのはウンチ、ウンチ、ウンチの都か? ウンチに好かれるのはもうごめん💩?
パスポートを受け取って一日遅れでイギリスへ、開かぬスーツケースを引きずって歩くって悲しい😢。 日の目を見ぬシャツにズボンに下着、「ケースの中身も泣いてるで~♪」
現地の会社の同僚達、「スーツケースを開けてやる」と頑張ってくれたけど、ダメだった。
「開かぬケースを引きずって帰るのは虚しかろう」と航空便で送ってくれた。感謝!
日本に戻って同僚達との飲み会、酒の肴にされて、Fに言われた。
「楽しかったですね。また、一緒にいきましょう」
・・・😰
幽霊ホテル
もし、ご興味あれば覗いてみてください。今晩眠れませんよ。
一緒にいた同僚はもちろんFです。
追伸
当時、Fと一緒にいた事業所は、20年ほど前にリストラで閉鎖となった。
在籍していた多くの所員達は全国に散らばって行ったが、今でも、いくつかのグループで交流がある。
Fもグループメンバーの一員、彼は1年の半分以上をキャンピングカーで旅していて、先日、LINEで連絡があった。
「近いうちにお邪魔したいですね。一緒に遊びましょう。」
・・・😰
難のはなしですか?